20畳前後の空気清浄機(加湿なし) 徹底比較 2026年版|清浄の速さと静けさで選ぶ5機種
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今回比較するのはこちらの5機種
ダイキン空気清浄機 2026年モデル(MC757A)
パナソニック空気清浄機 2025年モデル(F-PX60C)
アイリスオーヤマ空気清浄機 2025年モデル(AAP-S40A)
ブルーエアPetAir Pro 2025年モデル(P3I)
シャープPurefit 2026年モデル(FP-U70)
Wフィルター構造を採用し、コンパクトな本体でありながら高い空気清浄性能と低い運転音を両立させています。シャープ独自の空気浄化技術「プラズマクラスター25000」を搭載し、空気中に浮遊するカビ菌やウイルス、ダニのフン・死がいや花粉のアレル物質に作用します。
本体は幅285mm×奥行285mmとコンパクトな設置面積で、置き場所を選びにくい形状ではないでしょうか。COCORO AIRに対応しており、インターネットを通じてクラウドの人工知能とつないで使うことができます。
独自の機能
- プラズマクラスター25000空気中に浮遊するカビ菌やウイルス、ダニのアレル物質、花粉アレル物質に作用する独自の空気浄化技術です。
- コアンダフロー独自の気流設計により、部屋の中に風を届けます。
- COCORO AIR空気清浄機をインターネット経由でクラウドの人工知能とつなぎ、スマートフォンなどから運転状況を確認できます。
- Wフィルター構造静電HEPAフィルターとダブル脱臭フィルターを組み合わせ、交換目安は両方とも約10年です。
項目ごとの比較
空気清浄の適用床面積
適用床面積とは、その機種が清浄能力を発揮できる目安として示している部屋の広さです。
適用畳数に余裕がある機種を選ぶと、実際の部屋がその畳数より狭い場合に、より短い時間で部屋全体の空気を清浄できる余力になります。逆に部屋の広さぎりぎりの畳数の機種を選ぶと、同じ強さで運転しても清浄に時間がかかりやすくなるでしょう。
数値だけを見ると、ダイキンMC757A(~37m2・~22畳)、アイリスオーヤマAAP-S40A(20畳・33m2)、ブルーエアP3I(24畳・~40m2)、シャープFP-U70(~31畳・51m²)は、いずれも20畳前後の部屋をカバーする畳数を示しています。
8畳を清浄する時間
8畳の部屋を想定して、空気清浄機がその空気をどれくらいの時間で清浄できるかを示した値です。
この時間が短い機種は、来客の直前や調理・花粉の付着後など、急いで空気をきれいにしたい場面で頼りになります。時間が長い機種でも、部屋につけっぱなしで運転する使い方であれば、この差はそこまで気にならない場合もあるでしょう。
ダイキンMC757Aとシャープ FP-U70が9分でもっとも速く、アイリスオーヤマAAP-S40Aは14分でもっとも時間がかかります。急な清浄を重視するなら、ダイキンかシャープが候補になります。
本体の大きさ
設置に必要な面積は、幅と奥行きの組み合わせで決まります。パナソニック F-PX60Cは奥行が208mmと他の機種より薄く、壁際や家具の脇など奥行きに余裕がない場所にも置きやすい形です。ダイキン MC757Aとシャープ FP-U70は幅と奥行がほぼ同じ正方形に近い形なので、壁から離して部屋の中央寄りに置く場合にも収まりのよい形になりますね。
本体の幅・奥行・高さが表に示されているのは、ダイキン MC757A、パナソニック F-PX60C、シャープ FP-U70の3機種です。設置スペースの形にこだわる場合は、奥行が208mmと薄いパナソニック F-PX60Cと、正方形に近いダイキン MC757A・シャープ FP-U70を比べて選んでみてください。
風量(強)
風量(強)は、もっとも強い設定で運転したときに送り出す空気の量を示す値です。
風量が大きい機種ほど、強運転時に多くの空気を短時間でフィルターに通せますが、その分だけ運転音や消費電力が大きくなりやすい傾向があります。逆に風量を抑えている機種は、強運転でも比較的静かで電力を抑えやすくなるといえます。
強運転の風量はダイキンMC757Aが7.5m³/分でもっとも大きく、アイリスオーヤマAAP-S40Aが3.6m3でもっとも小さくなっています。この数値だけでどちらが優れているとは決まらず、後述の運転音や消費電力と合わせて見てみてください。
風量(静音)
風量(静音)は、音を抑えた設定で運転したときに送り出す空気の量を示す値です。
静音時の風量が大きい機種は、音を絞ったモードのままでもある程度の清浄能力を保ちやすくなります。風量を大きく落とす機種は、より静かにできる代わりに、そのモードでの清浄はゆっくりになるわけです。
数値が示されているダイキンMC757A(1.4m³/分)、パナソニックF-PX60C(0.9㎥/分)、シャープFP-U70(1.5m³/分)の中では、シャープがもっとも大きく、パナソニックがもっとも小さくなっています。
運転音(強)
運転音(強)は、もっとも強い設定で運転したときの音の大きさをdBで示した値です。数値が大きいほど音は大きくなります。
強運転時の音が小さい機種は、急いで清浄したい場面でも音を気にせず強運転を使いやすくなります。音が大きい機種は、強運転を長く続けにくく、生活時間帯によっては使いどころを選ぶことになるでしょう。
強運転の音は、数値が示されているダイキンMC757A(53dB)、パナソニックF-PX60C(52dB)、シャープFP-U70(49dB)の中ではシャープがもっとも静かです。
運転音(静音)
運転音(静音)は、もっとも静かな設定で運転したときの音の大きさをdBで示した値です。
この数値が小さい機種は、寝室などでつけっぱなしにしても眠りを妨げにくくなります。数値がやや大きい機種でも、静音モード自体は十分小さな音であることに変わりはありません。
数値が示されているダイキンMC757A(19dB)、パナソニックF-PX60C(18dB)、シャープFP-U70(19dB)では、パナソニックがわずかに静かで、ダイキンとシャープは並んでいますね。
消費電力(強)
消費電力(強)は、もっとも強い設定で運転したときにかかる電力をWで示した値です。
強運転を多用する家庭では、この数値の差が電気代の差として積み重なっていきます。強運転をあまり使わない使い方であれば、この差の影響は小さくなるでしょう。
数値が示されているダイキンMC757A(65W)、パナソニックF-PX60C(45.0W)、シャープFP-U70(43W)では、シャープがもっとも低く、ダイキンがもっとも高くなっています。
消費電力(静音)
消費電力(静音)は、静音運転を続けているときにかかる電力をWで示した値です。空気清浄機はこのモードでつけっぱなしにする使い方が多いため、日常の電気代に直結しやすい数値だといえます。
1台あたりの差そのものは数W程度ですが、24時間つけっぱなしで使う機器であることを考えると、この差は年間を通じて積み重なっていくのです。
数値が示されているダイキンMC757A(8W)、パナソニックF-PX60C(5.0W)、シャープFP-U70(4.6W・4.3W)では、シャープがもっとも低く、ダイキンがもっとも高くなっています。
待機時消費電力
待機時消費電力は、電源を切ってコンセントに挿したままにしているときにかかる電力をWで示した値です。
この数値が小さいほど、使わない時間帯のわずかな電気代を抑えられますが、絶対値としては小さいため、家計に与える影響自体は限定的でしょう。
数値が示されているパナソニックF-PX60C(0.3W)とシャープFP-U70(約0.7W・約0.9W)では、パナソニックの方が低い値になっています。
集じんフィルター
集じんフィルターは、空気中のホコリや花粉などの粒子を捉える、清浄機の中心となるフィルターです。
交換目安の年数が明記されている機種は、その期間は交換の手間や追加費用を考えずに使える見通しが立ちます。
ダイキンMC757A(KAFP122A41枚・交換目安約10年)とシャープFP-U70(静電HEPAフィルター・交換目安約10年)は、いずれも約10年という交換目安が示されています。パナソニックF-PX60Cは機械式(静電HEPA)、アイリスオーヤマAAP-S40Aとブルーエア P3Iはファン式という方式が示されているところです。
脱臭フィルター
脱臭フィルターは、生活臭やペット臭などのニオイ成分を抑えるためのフィルターや機能です。
任意交換や交換目安の年数が示されている機種は、ニオイの抑え方や交換のタイミングをある程度見通せます。「脱臭機能:○」とだけ示されている機種は、具体的な方式や交換時期までは表からはわからないのです。
ダイキンMC757A(KAD122A41枚・任意交換)とシャープFP-U70(ダブル脱臭フィルター・交換目安約10年)は交換の目安が具体的に示されています。パナソニックF-PX60Cはスーパーナノテク脱臭、アイリスオーヤマAAP-S40Aとブルーエア P3Iは脱臭機能ありという形で示されています。
イオン・空中除菌の技術
イオン・空中除菌の技術は、フィルターを通らない浮遊菌やニオイ成分に、イオンなどを作用させて抑えることをねらった機能です。
交換用のユニットとして目安年数が示されている機種は、その部品の寿命の見通しが立てやすくなるでしょう。
ダイキンMC757Aは交換ユニットのBFE089A41個(交換目安約10年)、パナソニックF-PX60Cはナノイー、シャープFP-U70はプラズマクラスター25000(空中浄化&フィルター浄化)という形で、それぞれの技術が示されています。
センサー
空気清浄機のセンサーは、部屋のホコリやニオイなどの状態を感知して、風量を自動で調整するために使われます。
検知する項目が多いほど、部屋の状態の変化に応じてきめ細かく反応できる可能性があります。ニオイやホコリなど特定の項目に絞ったセンサーは、その項目の変化に対しては同じように反応するわけです。
表ではシャープ FP-U70がホコリ・ニオイ・湿度・温度・照度の5項目、アイリスオーヤマ AAP-S40Aがニオイ、ブルーエア P3Iがホコリを検知すると示されています。検知項目の細かさで選びたい人は、この3機種の表記を比べてみてください。
気流の仕組み
気流の仕組みは、清浄した空気を部屋のどの方向にどう送り出すかを決める設計です。
空気の送り出し方が直進的か拡散的かによって、部屋の隅まで風が届きやすいか、設置した位置の近くに効果が集中しやすいかが変わります。清浄したい部屋の形や家具の配置によって、向き不向きが分かれるでしょう。
表ではパナソニック F-PX60Cがハウスダストキャッチャー(ルーバーなし)、シャープ FP-U70がコアンダフローという名称の気流の仕組みを採用していると示されています。気流の方式を手がかりに選びたい人は、この2機種の名称を比べてみましょう。
質量
質量が軽いほど、フィルター交換や部屋の移動のときに持ち上げる負担が小さくなります。一方で、質量のある機種は置いたときの安定感につながるはずです。
アイリスオーヤマ AAP-S40Aは2.7kgと最も軽く、持ち運びや移動をよくする人に向いています。ダイキン MC757Aは9.0kgで、比較した中では最も重い機種です。
清浄にかかる時間は風量と結びついています
8畳の部屋を清浄するのにかかる時間は、MC757AとFP-U70がともに9分で最も短く、風量(強)もそれぞれ7.5m³/分、7.0m³/分と5機種の中で上位の数値です。短時間で多くの空気を動かせることが、清浄にかかる時間の短さにつながっているといえます。
F-PX60Cは約11分、P3Iは約12分で、風量(強)はF-PX60Cが6.0m³/分、P3Iは4.7m3です。AAP-S40Aは14分かかり、風量(強)も3.6m3と5機種の中でもっとも小さい数値になっています。
同じ8畳という条件でも、清浄にかかる時間には5分の幅があり、来客前や帰宅直後にすぐ空気を入れ替えたいかどうかで、選ぶ機種は変わってくるでしょう。
適用床面積を見ると、FP-U70が~31畳(51m²)、P3Iが24畳(~40m2)、MC757Aが~37m2(~22畳)、AAP-S40Aが20畳(33m2)と公表されています。清浄にかかる時間が短い機種は、8畳より広い部屋でも空気の入れ替えが早く進むと考えられます。
静かさと消費電力には関係があります
静音運転時の運転音は、F-PX60Cが18dB、MC757AとFP-U70が19dBと公表されています。数値としての差は1dBですが、就寝中や在宅ワーク中など音に敏感になる場面では体感しやすい違いになるのではないでしょうか。
消費電力についても、静音運転時はFP-U70が4.6W(4.3W)、F-PX60Cが5.0W、MC757Aが8Wという数値が示されています。強運転時はFP-U70が43W、F-PX60Cが45.0W、MC757Aが65Wで、長時間つけっぱなしにする使い方ほど、この差は電気代の違いとして積み重なっていきます。
待機時消費電力はF-PX60Cが0.3W、FP-U70が約0.7W(約0.9W)と公表されており、こまめに電源を切らずコンセントに挿したままにしておく使い方でも、F-PX60Cのほうが数値上は低く抑えられます。
におい対策とセンサーの使い方が異なります
MC757Aは脱臭フィルターKAD122A4を備え、任意交換で使えます。F-PX60Cはスーパーナノテク脱臭とナノイーを組み合わせており、においや空気中の粒子への対応が説明されています。
FP-U70はダブル脱臭フィルターに加えて「プラズマクラスター25000」による空中浄化とフィルター浄化を行うと説明されており、脱臭とイオンの働きを重ねる構成になっているのです。AAP-S40AとP3Iは脱臭機能を備えると明記されており、AAP-S40Aはニオイセンサー、P3Iはホコリセンサーをそれぞれ運転に生かしています。
センサーの情報量ではFP-U70が特徴的で、ホコリ・ニオイ・湿度・温度・照度という5種類の値が公表されています。空気の汚れだけでなく、室温や湿度、明るさもあわせて把握したい人にとっては、参考にできる情報が多い機種だといえます。
本体のサイズと重さで選び方が変わります
本体の外形寸法が公表されているのはMC757A、F-PX60C、FP-U70の3機種です。幅はFP-U70が285mmと最も小さく、奥行はF-PX60Cが208mmと最も薄く、高さもFP-U70が525mmと最も低い数値になっています。
廊下や家具の隙間など置き場所の幅に制約がある住まいでは、この数値の違いが設置できるかどうかを左右するでしょう。
質量はAAP-S40Aが2.7kgと際立って軽く、P3Iが8.6kg、MC757Aが9.0kgと続きます。F-PX60Cは5.9kg、FP-U70は約7.2kgです。
部屋ごとに持ち運んで使うか、一つの部屋に据え置いて使うかによって、重視すべき数値は変わってきますね。
まとめ
部屋の空気をすぐにきれいにしたいなら、8畳を9分で清浄するダイキン MC757Aとシャープ FP-U70が候補になります。寝室など音を気にする場所で使いたいなら、静音運転音18dBのパナソニック F-PX60Cが他の機種より静かです。
アイリスオーヤマ AAP-S40Aは軽さ、ブルーエア P3Iは広めの適用床面積という、それぞれ異なる強みを持っています。
目的別に選ぶなら
部屋の空気を早くきれいにしたい
ダイキン 空気清浄機 2026年モデル(MC757A)
シャープ Purefit 2026年モデル(FP-U70)
| 8畳を清浄する時間 | 9分 |
|---|
MC757AとFP-U70は、8畳の空気を清浄するのにかかる時間がどちらも9分です。次に速いF-PX60Cの約11分と比べて2分短く、帰宅直後や来客前などすぐに空気を入れ替えたい場面で違いが出ますよね。
風量(強)もMC757Aが7.5m³/分、FP-U70が7.0m³/分と他の機種より大きく、短時間で清浄が終わる理由になっています。
寝室で静かに使いたい
パナソニック 空気清浄機 2025年モデル(F-PX60C)
| 運転音(静音) | 18dB |
|---|
F-PX60Cの静音運転音は18dBで、MC757AやFP-U70の19dBより1dB静かです。数値の差自体は小さく見えますが、就寝中に耳に入る音の大きさとしては体感しやすい違いになるのではないでしょうか。
静音運転時の消費電力も5.0Wで、一晩中つけたままにしておく使い方にも向いています。
どれを選ぶべきか
ダイキン空気清浄機 2026年モデル(MC757A)
MC757Aは8畳を9分で清浄できる速さが最大の特徴で、部屋の空気をすぐに入れ替えたい人に向いています。一方で強運転時の消費電力は65W、静音運転時も8Wで、数値が公表されている機種の中では消費電力が高めです。
質量も9.0kgあり、頻繁に部屋を移して使うよりは、一部屋に据え置く使い方に合っているといえます。
パナソニック空気清浄機 2025年モデル(F-PX60C)
F-PX60Cは静音運転音18dBという静かさが際立ち、寝室や書斎など音を気にする場所に向いています。待機時消費電力も0.3Wと公表されている数値の中では最も低く、常時コンセントに挿したままにしておく使い方にも向いているでしょう。
一方で8畳を清浄する時間は約11分で、MC757AやFP-U70の9分と比べると数分長くかかります。
アイリスオーヤマ空気清浄機 2025年モデル(AAP-S40A)
AAP-S40Aは質量2.7kgと5機種の中で際立って軽く、部屋ごとに持ち運んで使いたい人に向いています。ニオイセンサーを備えており、においの変化を運転に反映できるのが特徴です。
一方で8畳を清浄する時間は14分と5機種の中で最も長く、適用床面積も20畳(33m2)と公表されている数値の中では最も狭くなっています。
ブルーエアPetAir Pro 2025年モデル(P3I)
P3Iは適用床面積が24畳(~40m2)と公表されている数値の中で最も広く、リビングなど広めの部屋で使いたい人に向いています。ホコリセンサーを備え、ホコリの量に応じた運転ができます。
一方で8畳を清浄する時間は約12分かかり、質量も8.6kgあるため、速さや軽さを優先するなら他の機種のほうが合っているかもしれません。
シャープPurefit 2026年モデル(FP-U70)
FP-U70は8畳を9分で清浄する速さに加えて、強運転時の消費電力43W、静音運転時4.6W(4.3W)といずれも公表されている数値の中で最も低くなっています。強運転音も49dBと最も静かで、速さと省エネ、静かさをまとめて求める人におすすめします。
一方で待機時消費電力は約0.7W(約0.9W)で、F-PX60Cの0.3Wと比べると高めの数値です。



