500Lクラスの冷蔵庫 徹底比較 2026年版|冷凍室と野菜室の広さで選ぶ500Lクラス6機種
※本記事にはアフィリエイト広告が含まれます
今回比較するのはこちらの6機種
パナソニック冷蔵庫 2026年モデル(NR-F50HY3)
- 発売2026年4月
- 定格内容積501L
パナソニック NR-F50HY3は、横幅65cm・奥行65cmの本体に501Lの容量を収めた冷蔵庫です。冷凍室を真ん中に置いた配置で、冷凍室だけで101Lあるため、まとめ買いした食品や作り置きを多めに冷凍しておきたい家庭に合うでしょう。
冷凍室と野菜室の引き出しは奥まで完全に引き出せるので、ケースの奥に入れた食品も上から見渡せて、使い忘れを減らせます。冷凍室は上段のケースも深型で、冷凍食品を立てて並べられるのです。
独自の機能
- 霜つき抑制冷凍温度変化から食品を守る運転で、冷凍室上段のケースカバー内では、90日間保存したときの霜つきを約80%抑えるとメーカーは説明しています。
- クーリングアシストルーム「冷ます」「急冷」「急凍」の3つのモードがあり、炊きたてのご飯を冷まさずにそのまま冷凍したり、料理のあら熱を短時間で取ったりできます。
- AIエコナビ冷蔵庫の使い方や収納量、ドアを開け閉めする頻度を見て、自動で省エネ運転に切り替えます。
- パーシャル/チルド切替室生鮮食品を長持ちさせるパーシャルと、魚や肉が解凍せずに切れる微凍結の保存ができます。
前モデル(NR-F50HY2・2025年発売)からの変更点
前モデルのNR-F50HY2では冷凍室の特長が「上段ケースカバー」だけでしたが、NR-F50HY3では運転制御を組み合わせた「霜つき抑制冷凍」になりました。長く冷凍しておく食品の霜つきが気になる家庭にとっては、ここがいちばん大きな違いといえます。
また、本体の質量は前モデルの101kgから98kgになり、3kg軽くなりました。
東芝VEGETA 2026年モデル(GR-A500GT)
- 定格内容積501L
シャープFit63 2026年モデル(SJ-MF51R)
- 定格内容積505L
SJ-MF51Rは、奥行きを63cmに抑えた薄型ボディが特徴のフレンチドア冷蔵庫です。センターピラーのない独自構造を採用しており、ドアの開閉がスムーズで、ドアポケットも広く使えます。
野菜室を庫内の真ん中に配置しており、大きな野菜も立ったまま出し入れできる高さに設計されているんです。冷蔵室にはプラズマクラスターを搭載し、庫内を清潔に保ちながら食材の鮮度を保つとしています。
独自の機能
- トリプルメガアイス標準氷 約80個、大氷 約50個、特大氷 約24個の3種類の氷を貯氷できます。
- 雪下シャキット野菜室真ん中レイアウトの野菜室で、野菜を10日間シャキット保存できるとしています。
- プラズマクラスター冷蔵室内を清潔に保ち、食材の鮮度を保ちます。
- つないでもっと節電無線LAN接続で生活リズムに合わせた運転を行い、通常運転より最大約35%節電できます。
日立冷蔵庫 2026年モデル(R-HWC49Y)
- 発売2026年2月
- 定格内容積485 L
三菱電機中だけひろびろ大容量 WZシリーズ 2026年モデル(MR-WZ50N)
- 発売2026年2月
- 定格内容積495 L
AQUA冷蔵庫 2025年モデル(AQR-TX51R)
- 発売2025年3月
- 定格内容積506L
項目ごとの比較
定格内容積
定格内容積は、JISの基準にもとづいて算出された庫内の容量で、収納できる食品量の目安になる数値です。
同じ「500Lクラス」として並んでいても、実際の数値には485Lから506Lまで開きがあります。もっとも大きいAQUAのAQR-TX51Rともっとも小さい日立のR-HWC49Yでは21Lの差があり、この差はまとめ買いや作り置きをどれだけ余裕を持って収納できるかに直結するのです。
内容積を重視するなら、506LのAQUA AQR-TX51Rと505LのシャープSJ-MF51Rが選択肢の上位に入り、485Lの日立R-HWC49Yはこの中ではもっとも小さい数値になっています。
冷蔵室の容積
冷蔵室の容積は、日常的に出し入れする食品や飲み物をどれだけ収納できるかの目安です。
数値が示されている機種では、パナソニックが251L、東芝が257L、三菱電機が268L、AQUAが264Lとなっています。同じ総容量の中で冷蔵室を広く取ると、その分だけ冷凍室や野菜室に割ける容積は小さくなる関係にあるため、一方的に広ければよいとは言えません。
冷蔵室の広さを重視するなら、数値が示されている中では三菱電機のMR-WZ50Nの268Lが目立ちますが、飲み物や作り置きをどれだけ入れたいかによって必要な広さは変わってくるでしょう。
本体の大きさ
本体の幅や奥行きは、冷蔵庫を置くスペースに直接関わる数値です。幅は東芝が600mmと最も狭く、AQUAの700mmとの差は100mmあります。奥行きはシャープが630mmと最も浅く、東芝の704mmとの差は74mmです。設置スペースに余裕がない場合、幅や奥行きが小さい機種の方が搬入や設置の選択肢が広がるでしょう。
設置スペースの幅を優先するなら東芝、奥行きを優先するならシャープの数値を確かめてみてください。高さはパナソニック・東芝・AQUAが1850mm、シャープが1838mmとほぼ近い範囲に収まっています。
冷凍室の容積
冷凍室の容積は、まとめ買いした肉や魚、冷凍食品、作り置きのおかずをどれだけストックできるかを左右する数値です。
数値が示されている機種で比べると、東芝が129L、パナソニックが101L、三菱電機が90Lとなっており、東芝とパナソニックの差だけでも28Lあります。冷凍室が広いほどまとめ買いがしやすくなりますが、庫内全体の容積との配分で決まる数値なのです。
冷凍ストックを重視するなら、数値が示されている中では東芝のGR-A500GTの129Lがもっとも大きくなっています。
野菜室の容積
野菜室の容積は、根菜や葉物野菜、果物をまとめて保存できる量の目安です。
数値が示されている機種では、パナソニックが104L、東芝が98L、三菱電機が91Lとなっていて、パナソニックと三菱電機の差は13Lです。野菜室が広いほど大袋の野菜やまとめ買いした食材を保存しやすくなるでしょう。
野菜室の広さを重視するなら、数値が示されている中ではパナソニックのNR-F50HY3の104Lがもっとも大きくなっています。
ドア数・ドアの開き方
ドアタイプ:
ピラーレスフレンチドア(メタルドア)
オートクローズ(ドアが約30°以内になると自動で閉まる)
ドア数: 6 ドア
ドアの枚数や開き方は、冷蔵室や冷凍室にどの向きからアクセスするか、開閉のたびにどれだけスペースが必要になるかに関わってきます。
ドア数が示されている機種では、東芝は5枚のドアで構成されており、シャープと三菱電機はともに6ドアのフレンチドア形式です。ドアが細かく分かれているほど、開けたい部屋だけを開閉して冷気を逃がしにくくできますが、その分だけ庫内の仕切りは増えます。
シャープと三菱電機はともにフレンチドア(観音開き)で6ドアの構成になっており、東芝は5枚のドア構成です。シャープはさらに、ドアが約30度以内になると自動で閉まるオートクローズを備えています。
設置に必要なすき間・スペース
・最小必要設置スペース(単位:mm)
緑部分は最小設置スペースで年間消費電力量の測定条件とは異なります。
設置条件により若干異なる場合がありますので、10mm程度余裕をとってください。
据付必要奥行寸法: 707mm
最小必要設置スペース: 幅695mm×奥行637mm×高さ1,888mm
設置に必要なすき間は、放熱のために壁や周囲の家具との間に空けておくべきスペースを示す数値で、本体の外形寸法とは別に確保する必要があります。
パナソニックは650mm、日立は651mm、AQUAは670mmとしています。東芝は据付に必要な奥行き寸法を707mmとして示しており、シャープは壁からの必要スペースを幅695mm×奥行637mm×高さ1,888mmとして示しています。必要なすき間が大きいほど設置できる場所の候補は絞られますが、放熱の余裕は確保しやすくなるわけです。
設置予定の場所に余裕が少ない場合は、それぞれの機種が示す数値と、自分の家の幅・奥行・高さを照らし合わせて確かめてみてください。
本体質量
本体質量は、設置場所までの搬入や模様替えで動かす際の負担に関わります。数値を見るとシャープが95kgでもっとも軽く、AQUAが126kgでもっとも重くなっていて、その差は31kgあります。搬入経路に階段や曲がり角がある住まいでは、この差が作業のしやすさに影響するはずです。
搬入のしやすさを重視するなら、シャープのSJ-MF51Rが95kgでこの中ではもっとも軽く、AQUAのAQR-TX51Rは126kgともっとも重い数値になっています。
年間消費電力量
年間消費電力量は、一定の条件で1年間使ったときの電力量の目安で、数値が小さいほど電気代を抑えやすいことを意味します。
もっとも小さいパナソニックの258kWhと、もっとも大きいAQUAの280kWhでは22kWhの差があります。毎日使い続ける家電なので、この差は使う年数が長くなるほど積み重なっていきますね。
年間消費電力量だけで見ると、パナソニックのNR-F50HY3が258kWhでもっとも小さく、日立のR-HWC49Yと三菱電機のMR-WZ50Nがともに262kWhでそれに次ぐ低さになっています。
定格消費電力
電熱装置171 / 171(W)省エネ
電熱装置 175/175
省エネ基準達成率
省エネ基準達成率は、国が定めた省エネ基準に対してどれだけ効率よく電力を使えているかを示す割合で、100%が基準ちょうどにあたり、数値が大きいほど基準を上回っていることを意味します。
数値が示されている機種では、パナソニックが109%、シャープ・日立・三菱電機が105%です。パナソニックとほかの3機種の差は4ポイントで、基準に対してどれだけ余裕を持って上回っているかの違いになります。
省エネ基準達成率の数値が示されている中では、パナソニックのNR-F50HY3が109%でもっとも高くなっています。なお三菱電機のMR-WZ50Nの105%は2021年度の基準にもとづく数値です。
製氷
・速氷機能
・まるごと洗える製氷皿
・給水経路 抗菌処理
自動製氷
トリプルメガアイス
おいそぎ製氷
製氷皿清掃
Ag⁺イオン加工製氷ユニット
貯氷数:
標準氷 約80個
大氷 約50個
特大氷 約24個
貯氷数: 約140
製氷おそうじ: ●
はずして洗える製氷皿: ー
急速製氷: ○
製氷機能の項目は、自動製氷の有無や氷を作るスピード、貯氷数、お手入れのしやすさなど、機種によって力を入れているポイントが異なります。
自動製氷はパナソニック、シャープ、日立、三菱電機で確認できます。急速に氷を作る機能も、シャープの「おいそぎ製氷」、日立の「急速製氷」、三菱電機の「急速製氷」として、それぞれの機種に用意されているのです。シャープは標準氷・大氷・特大氷を合わせた貯氷数を細かく示しており、日立は貯氷数を約140個としています。
製氷皿のお手入れのしやすさを重視するなら、パナソニックの「まるごと洗える製氷皿」、シャープの「製氷皿清掃」、日立の「製氷おそうじ」を比べてみてください。日立は製氷皿を取り外して洗える機能については「ー」としています。
野菜室の機能
・シャキシャキ野菜室
(モイスチャーコントロールフィルター・下段)
深浅スライドケース
お手入れトレー
新鮮スリープ野菜室: ●
うるおい野菜室: ー
野菜室の機能は、野菜の鮮度をどう保つか、引き出しやすさやお手入れのしやすさをどう工夫しているかを表す項目です。
パナソニックはベアリング式の高耐荷重レールで奥まで見えるフルオープン構造と、モイスチャーコントロールフィルターを使った「シャキシャキ野菜室」を備えています。シャープは野菜室を真ん中に配置した「雪下シャキット野菜室」に加えて、深さの異なる深浅スライドケースやお手入れトレーを用意しており、日立は下段スペースに「新鮮スリープ野菜室」を配置しています。三菱電機は「朝どれ野菜室」という名称で鮮度保持の機能を打ち出しているのです。
野菜室の配置や鮮度保持の工夫はメーカーごとに方式が異なるので、普段どんな野菜をどれくらいの量保存したいかに合わせて比べてみてください。日立はうるおい野菜室の機能については「ー」としています。
冷凍室の機能
・ 霜つき抑制冷凍(上段ケースカバー、運転制御)
快速冷凍(下段冷凍室2段目)
パラパラ冷凍(下段冷凍室2段目)
味しみ冷凍(下段冷凍室2段目)
タテ置き名人
デリシャス冷凍(冷凍室下段1段目)/霜ブロック(冷凍室下段1・2段目)/3段ケース(冷凍室下段)
自動製氷(製氷皿は取りはずせません)
デリシャス冷凍: ●(下段1段⽬)
急冷凍: ー
冷凍室の機能とは、冷凍室内の引き出しやケースの使いやすさ、食品を凍らせるときの工夫など、収納と冷凍の質に関わる機能です。
パナソニックはベアリング式のレールで引き出しを奥まで開けられる点と、霜つきを抑える運転制御を挙げています。シャープは新鮮冷凍や快速冷凍、パラパラ冷凍、味しみ冷凍など、凍らせ方のバリエーションを複数用意しているのが特徴です。日立はデリシャス冷凍や霜ブロックなど下段ケースの工夫を挙げる一方、急冷凍については「ー」と示されており、この機種には急冷凍の機能がありません。三菱電機は解凍モードを備えており、凍った食材をそのまま解凍する用途に対応しています。
凍らせ方の種類を重視するならシャープ、引き出しの開けやすさを重視するならパナソニックの記載が参考になるでしょう。解凍まで冷凍室でまかないたい場合は、解凍モードを備える三菱電機が候補になります。
チルド・冷蔵室の機能
・差替えドア棚(2段目)
・わけられるん棚(3段目)
・卵トレイ
・パーシャル/チルド切替室(LED照明)
・パーシャル : パーシャル半解凍つき、オート急冷
・天面照明
・コントロールパネル : ドア側面
・ドア開放アラーム大きめ
プラズマクラスター集中シャワーモード
うるおいチルド
低温作りおきルーム
折りたたみトレー
高さ調節トレー
側取りポケット
出し入れラクラクライン
ナノ低温脱臭触媒
ガラス棚
棚全段取りはずし
LED照明(天面)
まるごとチルド
クイック冷却
特鮮氷温ルーム
まるごとチルド: ●
クイック冷却: ●
スポット冷蔵(3・4段目): ー
特鮮氷温ルーム: ●
肉・魚の長期保存: 切れちゃう瞬冷凍 A.I. ひろびろ氷点下ストッカーD A.I.
チルド室や冷蔵室の棚は、肉や魚など傷みやすい食品を専用の温度帯で保存したり、取り出しやすく整理したりするための機能です。
パナソニックは差替えドア棚やわけられるん棚、卵トレイなど棚の使い分けに加え、パーシャル室では半解凍やオート急冷にも対応しています。シャープはうるおいチルドや低温作りおきルームのほか、トレーの高さ調節や取りはずしができる棚を備え、収納の自由度を高めています。日立はまるごとチルドやクイック冷却、特鮮氷温ルームを備える一方、3・4段目のスポット冷蔵は「ー」と示されており、この機種にはその機能がありません。三菱電機はチルド室に加えて、切れちゃう瞬冷凍A.I.やひろびろ氷点下ストッカーD A.I.という肉・魚の長期保存機能を挙げています。
AQUAはチルド室の容量として17Lという数値を示しています。
作りおきや長期保存を重視するなら、低温作りおきルームを持つシャープや、長期保存機能を挙げる三菱電機の記載が参考になるはずです。棚の細かな使い分けを重視するならパナソニックの記載が目を引きます。
清潔・脱臭
脱臭機能:
・全室ナノイーX(クリーンパトロール)
・Wクリーンフィルター
除菌: ○
冷蔵庫内のにおいや菌の増殖を抑える機能です。
パナソニックは全室ナノイーXとWクリーンフィルターを組み合わせ、脱臭と除菌の両方を明記しています。日立はトリプルパワー脱臭を備え、三菱電機は脱臭と除菌をそれぞれ独立した項目として○で示しています。
脱臭・除菌の機能を細かく比較したい場合は、パナソニック、日立、三菱電機の記載を見比べてみてください。
スマホ連携・アプリ
・専用アプリ対応
・デマンドレスポンス対応
COCORO HOMEアプリ対応
COCORO KITCHENレシピサービス対応
サイズミックス製氷
つないでもっと節電
ソーラー家電連携
おひさま除霜
生成AIアプリ「NIAH」(ニア)
冷蔵庫カメラ: ー
ハピネスアップ(アプリ): ●
無線LANでスマートフォンと接続し、庫内の確認やレシピ連携、節電などをアプリ経由で行う機能です。
シャープはCOCORO HOMEアプリやCOCORO KITCHENレシピサービス、生成AIアプリ「NIAH」、ソーラー家電連携やおひさま除霜まで挙げており、記載されている連携機能の数が最も多くなっています。パナソニックは専用アプリに加え、デマンドレスポンス対応という電力需給に応じた節電連携を備えています。日立はハピネスアップというアプリに対応する一方、冷蔵庫カメラは「ー」と示されており、この機種にはその機能がありません。三菱電機はアプリ対応の有無として○が示されていますが、機能の内訳までは挙げられていないのです。
レシピ提案や節電連携まで含めてアプリを使いたいならシャープの記載が充実しています。節電の仕組みにこだわるならパナソニックのデマンドレスポンス対応もおすすめします。
冷蔵室・冷凍室・野菜室、容積の内訳で見る違い
冷蔵室の容積は、数値が公表されているパナソニックのNR-F50HY3が251L、東芝のGR-A500GTが257L〈202L/うちチルドルーム15L〉、三菱電機のMR-WZ50Nが268L〈196L/うちフレッシュゾーン23L〉、AQUAのAQR-TX51Rが264L〈206L〉です。同じ500Lクラスでも冷蔵室だけを見ると17Lほどの幅があるので、常温保存できない食品や飲み物を多く抱える家庭は、この数値を目安に選ぶと収納の余裕が変わってくるでしょう。
冷凍室の容積は東芝のGR-A500GTが129L〈83L〉で最も大きく、パナソニックのNR-F50HY3が101L〈64L〉、三菱電機のMR-WZ50Nが90L〈57L〉と続きます。野菜室は逆にNR-F50HY3が104L〈73L〉で最も大きく、GR-A500GTが98L〈62L〉、MR-WZ50Nが91L〈61L〉です。
冷凍室と野菜室のどちらを広く使いたいかで、選ぶ機種の優先順位は入れ替わってきますね。
本体サイズと重さは設置場所の確認が要る
本体幅は東芝のGR-A500GTが600mmで最も狭く、AQUAのAQR-TX51Rが700mmで最も広い数値です。設置スペースに余裕がない家庭では、この100mmの差が置けるかどうかの分かれ目になるでしょう。
本体高さと奥行はシャープのSJ-MF51Rがそれぞれ1,838mm、630mmで最も小さく、東芝のGR-A500GTは奥行が704mmと最も深い数値です。
本体質量はシャープのSJ-MF51Rが95kgで最も軽く、AQUAのAQR-TX51Rが126kgで最も重い数値です。設置や搬入経路を考える家庭では、この31kgの差も運びやすさに関わってきます。
年間の電気代を左右する省エネ性能
年間消費電力量はパナソニックのNR-F50HY3が258kWh/年で最も少なく、AQUAのAQR-TX51Rが280/280kWh/年で最も多い数値です。毎日使い続ける家電だからこそ、この22kWhの差は使う年数が長くなるほど積み重なっていくのです。
省エネ基準達成率はNR-F50HY3が109%で最も高く、シャープのSJ-MF51R、日立のR-HWC49Y、三菱電機のMR-WZ50Nがいずれも105%です。定格消費電力はSJ-MF51Rが電動機90W・電熱装置171Wで、日立のR-HWC49Yの電動機95W・電熱装置175Wよりも小さい数値になっています。
製氷・脱臭など毎日の使い勝手に関わる機能
製氷機能は各社とも自動製氷を備えていて、パナソニックのNR-F50HY3は速氷機能とまるごと洗える製氷皿、シャープのSJ-MF51Rはトリプルメガアイスとおいそぎ製氷を備えています。日立のR-HWC49Yは貯氷数が約140と示されていて、氷をまとめて作り置きしたい家庭に向いているといえます。
脱臭・除菌の機能は、NR-F50HY3が全室ナノイーX、R-HWC49Yがトリプルパワー脱臭、三菱電機のMR-WZ50Nが脱臭と除菌の両方を備えています。シャープのSJ-MF51Rは冷蔵室の機能としてプラズマクラスターと集中シャワーモードを備えていて、庫内のにおいや清潔さを気にする家庭には、これらの機能を持つ機種が選択肢になるのではないでしょうか。
まとめ
冷凍食品をまとめ買いして常備したい家庭には、冷凍室の容積が最も大きい東芝のGR-A500GTが向いています。野菜を切らさずたっぷり保存したい家庭には、野菜室の容積が最も大きいパナソニックのNR-F50HY3が適しているといえます。
設置サイズや年間の消費電力量、製氷・脱臭といった機能はメーカーごとに強みが分かれているので、どこを重視するかで選ぶ機種は変わってきます。
目的別に選ぶなら
冷凍食品をたくさん入れたい
東芝 VEGETA 2026年モデル(GR-A500GT)
| 冷凍室の容積 | 129L〈83L〉 |
|---|
東芝のGR-A500GTは冷凍室の容積が129L〈83L〉で、6機種の中でいちばん数値が大きい機種です。次に容積が大きいパナソニックのNR-F50HY3の101L〈64L〉と比べても28Lの差があるので、まとめ買いした冷凍食品や作り置きのストックを余裕を持って収められます。
冷凍室がぎゅうぎゅうになりがちな家庭ほど、この差が日々の出し入れのしやすさにつながるはずです。
野菜をたくさん入れたい
パナソニック 冷蔵庫 2026年モデル(NR-F50HY3)
| 野菜室の容積 | 104L<73L> |
|---|
パナソニックのNR-F50HY3は野菜室の容積が104L〈73L〉で、6機種の中でいちばん数値が大きい機種です。次に容積が大きい東芝のGR-A500GTの98L〈62L〉との差は6Lですが、野菜室には奥まで見えるフルオープンの引き出しや、湿度を保つフィルターを使ったシャキシャキ野菜室の機能も備わっています。
買い置きした野菜や果物を切らさずに保存したい家庭に向いているといえます。
どれを選ぶべきか
パナソニック冷蔵庫 2026年モデル(NR-F50HY3)
NR-F50HY3は年間消費電力量が258kWh/年、省エネ基準達成率が109%で、6機種の中でどちらも最も良い数値です。毎日使い続ける家電だからこそ、この数値の良さは電気代を気にする家庭にとって安心材料になるでしょう。
ただし冷凍室の容積は101L〈64L〉で、東芝のGR-A500GTの129L〈83L〉には及ばないので、冷凍食品を大量に保存したい家庭には物足りなさが残るかもしれません。
東芝VEGETA 2026年モデル(GR-A500GT)
GR-A500GTは冷凍室の容積が129L〈83L〉で6機種の中で最も大きく、本体幅も600mmと6機種の中で最も狭いので、設置スペースに幅の制約がある家庭にも置きやすい機種といえます。年間消費電力量は279kWh/年で、NR-F50HY3の258kWh/年より21kWh多い数値です。
シャープFit63 2026年モデル(SJ-MF51R)
SJ-MF51Rは本体高さが1,838mm、本体奥行が630mmで、どちらも6機種の中で最も小さい数値です。設置に必要なスペースも幅695mm×奥行637mm×高さ1,888mmと具体的に示されていて、天井が低い場所や奥行きの浅い場所にも置きやすい機種ですね。
ただし年間消費電力量は270kWh/年で、最も少ないNR-F50HY3の258kWh/年より12kWh多い数値なので、設置のしやすさと電気代のどちらを優先するかで評価が分かれそうです。
日立冷蔵庫 2026年モデル(R-HWC49Y)
R-HWC49Yは定格内容積が485Lで、6機種の中では最も小さい数値です。そのぶん設置に必要なスペースは651mmと抑えめで、貯氷数は約140とまとまった量の氷を作り置きできます。
年間消費電力量は262kWh/年、脱臭にはトリプルパワー脱臭を備えているので、容量よりも設置のしやすさや日常の使い勝手を優先したい家庭に向いているのではないでしょうか。
三菱電機中だけひろびろ大容量 WZシリーズ 2026年モデル(MR-WZ50N)
MR-WZ50Nは冷蔵室の容積が268L〈196L〉でフレッシュゾーン23Lを含み、NR-F50HY3の251L、GR-A500GTの257L、AQR-TX51Rの264Lと比べても最も大きい数値です。ドアはフレンチドア(観音開き)の6ドアで、脱臭と除菌のどちらも備えているので、冷蔵室に食品を多く保存する家庭に向いています。
ただし冷凍室の容積は90L〈57L〉で、NR-F50HY3やGR-A500GTより小さい数値なので、冷凍食品を大量に保存する使い方にはあまり向かないかもしれません。
AQUA冷蔵庫 2025年モデル(AQR-TX51R)
AQR-TX51Rは定格内容積が506Lで、数値が示されている6機種の中では最も大きい機種です。チルドルームは17Lを備えていて、まとまった量の食品を冷蔵室まわりに収めたい家庭に向いています。
一方で本体幅は700mmと6機種の中で最も広く、質量も126kgと最も重いので設置場所は事前に確認しておく必要があり、年間消費電力量も280/280kWh/年とNR-F50HY3の258kWh/年より22kWh多い数値です。



