東芝の新型ER-60Cは買い?|前モデルと他社3機種で確かめる・新旧モデルと他社3機種を並べて選ぶ
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今回比較するのはこちらの5機種
東芝石窯オーブン 2026年モデル(ER-60C)
東芝石窯オーブン 2025年モデル(ER-60B)
象印電子レンジ 2026年モデル(EU-FC23)
シャープPLAINLY 2026年モデル(RE-WME6)
ツインバード電子レンジ 2025年モデル(DR-F423B)
項目ごとの比較
種類
「スチームオーブンレンジ」は温めに加えて水や蒸気を使った調理ができるタイプです。「オーブンレンジ」はオーブン調理までができるタイプで、「単機能電子レンジ」は温め機能に絞ったタイプになります。
スチームオーブンレンジやオーブンレンジは、温め以外にオーブン調理や蒸し料理など使える調理の幅が広がりますが、その分メニューや操作の選択肢も増えるわけです。単機能電子レンジのツインバードDR-F423Bは温め機能に絞られているため、使う機能を温め中心に決めている人には選びやすい形ではないでしょうか。
東芝の2機種とシャープRE-WME6はスチームオーブンレンジ、象印EU-FC23はオーブンレンジ、ツインバードDR-F423Bは単機能電子レンジという分類です。
グリルの方式
グリル機能は庫内のヒーターで加熱し、表面に焼き色を付ける調理です。ヒーターの位置によって、上面だけを焼くか庫内全体で焼くかが変わります。
象印EU-FC23は「上ヒーター」という表記で、庫内の上面から加熱する方式であることが分かります。東芝の2機種とシャープRE-WME6は「○」という表記で、グリル機能があることが分かります。
ヒーターの位置まで知りたい場合は、上ヒーター方式と明記されている象印EU-FC23の表記を手がかりにしてみてください。
センサー
センサーは、加熱中の食品や庫内の状態を検知して、加熱時間や火力を自動で調整する仕組みです。赤外線センサーは食品表面の温度を、温度センサーは庫内の温度を検知し、絶対湿度センサーは庫内の湿度の変化を検知します。
東芝の2機種は温度センサーのみ、ツインバードは赤外線センサーのみと、1種類のセンサーが表記されています。象印は赤外線センサーと温度センサーの2種類、シャープは絶対湿度センサーと温度センサーの2種類を組み合わせて表記しているのです。
センサーの組み合わせは機種によって異なり、象印とシャープは2種類、東芝の2機種とツインバードは1種類という表記になっています。
掲載レシピ数
掲載レシピ数は、その機種で作れる料理としてメーカーが紹介している件数です。数が多いほど、購入後に献立を選ぶときの参考になる情報が増えます。
東芝ER-60Cは83件、象印EU-FC23は61件、シャープRE-WME6は60件という数値が示されています。
掲載レシピ数が示されている3機種の中では、東芝ER-60Cの83件が最も多い数値です。
自動メニュー数
自動メニュー数は、ボタン操作だけで温度や時間を自動設定してくれる調理メニューの件数です。数が多いほど、自分で温度や時間を設定しなくても仕上げられる料理の種類が増えます。
東芝ER-60CとER-60Bは71件で並び、シャープRE-WME6は66件、象印EU-FC23は34件です。件数が多い機種ほどボタン一つで仕上げられる料理の幅が広がりますが、件数が少なくても、よく使うメニューが揃っていれば不便とは限らないでしょう。
自動メニュー数は東芝の2機種が71件で最も多く、シャープが66件、象印が34件と続きます。
庫内有効寸法
庫内有効寸法は、実際に食品や調理器具を入れられるスペースの幅・高さ・奥行きです。大皿や耐熱容器が庫内に収まるかどうかの目安になります。
東芝の2機種とシャープRE-WME6は幅374×高さ180×奥行310mmで同じ数値です。象印EU-FC23は幅369×高さ175×奥行310mmとやや小さく、ツインバードDR-F423Bは幅336×高さ215×奥行336mmで、高さは他の4機種より大きいぶん幅と奥行きは小さくなっています。背の高い容器を使いたい場合はツインバードの庫内が有利に働きますが、幅の広い皿を使いたい場合は東芝・シャープの庫内の方が余裕があるといえます。
東芝ER-60C・ER-60B・シャープRE-WME6は同じ庫内サイズです。背の高い保存容器を使いたい人はツインバードの高さ215mmを、幅の広い皿を使いたい人は東芝・シャープの幅374mmを目安にしてみてください。
設置に必要な放熱スペース
放熱スペースは、設置するときに壁や家具との間に空けておく必要がある隙間です。
シャープRE-WME6は左右と背面にスペースが必要ですが、他の4機種は背面のみです。左右にもスペースが必要な機種は設置できる場所の幅に制約が出やすくなりますが、背面だけで済む機種は左右を家具や壁に寄せて置きやすくなります。
シャープRE-WME6だけ左右背面にスペースが必要で、他の4機種は背面のみです。置き場所の左右に余裕がない場合は、背面のみで設置できる機種の方が選びやすいのではないでしょうか。
質量
東芝の2機種とシャープRE-WME6は15kg、象印EU-FC23は16.5kg、ツインバードDR-F423Bは12kgです。持ち上げたり動かしたりする機会がある場合、軽い機種の方が扱いやすくなるでしょう。
最も軽いのはツインバードの12kg、最も重いのは象印の16.5kgです。設置後に動かす機会が多い人は、軽い機種を選ぶ方が扱いやすいはずです。
年間消費電力量
年間消費電力量は、一定の条件で1年間使用したときにかかる電力量の目安で、省エネ区分と合わせて示されます。数値が小さいほど、同じ使い方でも消費する電力が少なくなります。
東芝ER-60Bは73.4kWh(区分B)、象印EU-FC23は72.7kWh(区分B)、ツインバードDR-F423Bは59.5kWh(区分A)です。ツインバードは東芝ER-60Bより13.9kWh、象印より13.2kWh小さい数値で、区分もAとなっています。
年間消費電力量が示されている機種の中では、ツインバードDR-F423Bの59.5kWh(区分A)が最も小さい数値です。
新型ER-60Cと旧型ER-60Bの違いを見る
ER-60CとER-60Bは、自動メニュー数がともに71件、庫内有効寸法もともに幅374x高さ180x奥行310mmで一致しています。設置に必要な放熱スペースもどちらも背面のみで、質量も15kgとそろっているため、旧型を使っていた人が新型に切り替えても、置き場所や庫内に入れられる器の大きさはほとんど変わりません。
センサーも両モデルとも温度センサーが挙げられており、温度の検知方法という点でも大きな違いは示されていません。
一方で、掲載レシピ数はER-60Cで83件と示されています。この件数は、象印EU-FC23の61件やシャープRE-WME6の60件と比べても多く、レンジ内蔵のレシピだけでどれだけ幅広い料理をカバーできるかという点では、5機種の中でもっとも充実した数値です。
自動メニューという、温度と時間を自動で合わせてくれる機能の数は新旧で変わらないため、新型ならではの違いはレシピの幅に表れていると捉えるとよいでしょう。
庫内容量23Lクラスの他社2機種を比べる
象印EU-FC23とシャープRE-WME6は、庫内容量が東芝2機種と同じ23Lクラスにあたる他社モデルです。センサーの構成を見ると、EU-FC23は赤外線センサーと温度センサーの組み合わせ、RE-WME6は絶対湿度センサーと温度センサーの組み合わせが示されており、温度以外にどんな情報を検知に使っているかがメーカーごとに異なります。
グリルの方式も、EU-FC23は上ヒーター、RE-WME6は東芝2機種と同じグリル方式が示されており、焼き加減の作り方に違いがあるわけです。
庫内有効寸法は、RE-WME6が幅374x高さ180x奥行310mmと東芝2機種と同じ大きさである一方、EU-FC23は幅369x高さ175x奥行310mmとひとまわり小さく、幅で5mm、高さで5mmの差があります。質量はEU-FC23が16.5kgともっとも重く、RE-WME6の15kgより1.5kg重い数値です。
設置に必要な放熱スペースは、EU-FC23が背面のみであるのに対し、RE-WME6は左右と背面の3方向が必要とされており、据え付ける場所の余裕はEU-FC23の方が取りやすいのではないでしょうか。
電気代を抑えたいならツインバードを検討する
1年の電気代を抑えたい場合は、年間消費電力量が数値として示されている3機種で比べてみましょう。もっとも少ないのはツインバードDR-F423Bの59.5kWh(区分:A)で、次に少ない象印EU-FC23の72.7kWh(区分:B)とは13.2kWhの差、東芝ER-60Bの73.4kWh(区分:B)とは13.9kWhの差があります。
年間を通して使う機会が多い家庭ほど、この差は積み重なっていくはずです。
ただしDR-F423Bは単機能電子レンジで、他の4機種にあるオーブンやグリルでの焼き調理は行えません。質量も12kgと5機種の中でもっとも軽く、庫内有効寸法は幅336x高さ215x奥行336mmと、他の4機種より幅が狭い代わりに高さと奥行きが大きい形をしています。
電子レンジでの温めや解凍が中心で丈の高い容器を使うことが多い人には庫内の形が合いやすく、焼き調理までレンジ1台でまとめたい人は、東芝や象印、シャープのオーブンレンジ・スチームオーブンレンジを検討するとよさそうです。
まとめ
東芝の新型ER-60Cと旧型ER-60B、象印EU-FC23、シャープRE-WME6、そしてツインバードDR-F423Bの5機種を並べました。1年の電気代を抑えたい場合は、年間消費電力量が59.5kWh(区分:A)ともっとも少ないツインバードDR-F423Bが候補になります。
次に良いEU-FC23の72.7kWh(区分:B)より13.2kWh少ない数値です。オーブンやグリルでの焼き調理まで求めるなら、スチームオーブンレンジやオーブンレンジのカテゴリーに入る東芝2機種、象印EU-FC23、シャープRE-WME6を検討することになるでしょう。
目的別に選ぶなら
1年の電気代を抑えたい
ツインバード 電子レンジ 2025年モデル(DR-F423B)
| 年間消費電力量 | 59.5kWh (区分:A) |
|---|
DR-F423Bの年間消費電力量は59.5kWh(区分:A)で、5機種の中でもっとも少ない数値です。次に良いEU-FC23の72.7kWh(区分:B)と比べても13.2kWhの差があり、毎日レンジを使う家庭では1年を通してこの差が積み重なっていくのではないでしょうか。
ただしDR-F423Bは単機能電子レンジで、他の4機種にあるようなオーブン調理やグリル調理は行えません。
どれを選ぶべきか
東芝石窯オーブン 2026年モデル(ER-60C)
ER-60Cは東芝の最新モデルで、掲載レシピ数は83件と5機種の中でもっとも多く、自動メニュー数も71件とER-60Bと並んで最多です。庫内有効寸法は幅374x高さ180x奥行310mmで、東芝の旧型やシャープRE-WME6と同じ大きさの庫内を持ちます。
センサーは温度センサーが挙げられており、絶対湿度センサーと温度センサーの両方を挙げているRE-WME6と比べると、表示されている検知項目の数は少なめといえます。
東芝石窯オーブン 2025年モデル(ER-60B)
ER-60Bは新型ER-60Cの前のモデルで、自動メニュー数は71件、庫内有効寸法は幅374x高さ180x奥行310mmとC型と同じ数値です。年間消費電力量は73.4kWh(区分:B)とはっきり示されており、ツインバードDR-F423Bの59.5kWh(区分:A)より13.9kWh多い数値になります。
質量は15kgで、ER-60CやRE-WME6と同じ重さです。
象印電子レンジ 2026年モデル(EU-FC23)
EU-FC23は象印のオーブンレンジで、赤外線センサーと温度センサーの両方を備えている点が示されています。自動メニュー数は34件で、東芝2機種の71件やRE-WME6の66件と比べると少ない数値です。
庫内有効寸法は幅369x高さ175x奥行310mmで東芝・シャープの374x180x310mmよりひとまわり小さく、質量は16.5kgと5機種の中でもっとも重い数値になっています。
シャープPLAINLY 2026年モデル(RE-WME6)
RE-WME6はシャープのスチームオーブンレンジで、絶対湿度センサーと温度センサーの両方を備えている点が示されています。庫内有効寸法は幅374x高さ180x奥行310mmと東芝2機種と同じ大きさがあり、自動メニュー数は66件です。
設置に必要な放熱スペースは左右と背面の3方向で、背面だけで済む他の4機種と比べると、置き場所の確保に少し余裕をみておく必要があるでしょう。
ツインバード電子レンジ 2025年モデル(DR-F423B)
DR-F423Bはツインバードの単機能電子レンジで、オーブンやグリルでの焼き調理は行わず、電子レンジ機能に絞られています。年間消費電力量は59.5kWh(区分:A)と5機種の中でもっとも少なく、次に良いEU-FC23の72.7kWhより13.2kWh少ない数値です。
質量も12kgと5機種の中でもっとも軽く、庫内有効寸法は幅336x高さ215x奥行336mmで、他の4機種より幅が狭い一方で高さと奥行きは大きく、背の高い容器を使う場面に向いているといえます。



