徹底比較で選ぶ理由が、しっかりわかる

モニター・ディスプレイ

31.5型4Kモニター 徹底比較 2026年版|画面の明るさとつなぎやすさで選ぶ5機種

※本記事にはアフィリエイト広告が含まれます

今回比較するのはこちらの5機種

LGエレクトロニクスUltraFine 2026年モデル(32U700B)

  • 画面サイズ31.5 型(インチ)
  • 解像度3840x2160
LGエレクトロニクスUltraFine 2026年モデル(32U700B)

JAPANNEXTモニター 2026年モデル(JN-IPS315U2-HSP)

  • 画面サイズ31.5 型(インチ)
  • 解像度3840x2160
JAPANNEXTモニター 2026年モデル(JN-IPS315U2-HSP)

BenQモニター 2026年モデル(MA320UG)

  • 画面サイズ31.5 型(インチ)
  • 解像度3840x2160
BenQモニター 2026年モデル(MA320UG)

フィリップスモニター 2024年モデル(32E1N1800LA)

  • 画面サイズ31.5 型(インチ)
  • 解像度3840x2160
フィリップスモニター 2024年モデル(32E1N1800LA)

Acerモニター 2024年モデル(SB322QKBMIIPX)

  • 画面サイズ31.5 型(インチ)
  • 解像度3840x2160
Acerモニター 2024年モデル(SB322QKBMIIPX)

項目ごとの比較

パネルの方式

LGエレクトロニクスUltraFine 2026年モデル(32U700B)VA
JAPANNEXTモニター 2026年モデル(JN-IPS315U2-HSP)IPS(AAS)
BenQモニター 2026年モデル(MA320UG)IPS
フィリップスモニター 2024年モデル(32E1N1800LA)VA
Acerモニター 2024年モデル(SB322QKBMIIPX)VA

パネルの方式は、色の再現性や視野角、黒の締まり方など画質の傾向を左右する基本要素です。

VA方式はコントラストが高く黒が締まりやすい一方、斜めから見たときに色や明るさが変化しやすい特性があります。IPS方式は視野角が広く、角度を変えても色の変化が少ない特性があります。JAPANNEXTのIPS(AAS)も同じIPS系統の視野角の広さを持つ方式です。

32U700B・32E1N1800LA・SB322QKBMIIPXはVA方式、JN-IPS315U2-HSPとMA320UGはIPS系の方式です。正面からの見やすさを重視するか、コントラストを重視するかで選び分けてみてください。

画面の表面処理

LGエレクトロニクスUltraFine 2026年モデル(32U700B)ノングレア(非光沢)
JAPANNEXTモニター 2026年モデル(JN-IPS315U2-HSP)ノングレア(非光沢)
BenQモニター 2026年モデル(MA320UG)グレア(光沢)
フィリップスモニター 2024年モデル(32E1N1800LA)ノングレア(非光沢)
Acerモニター 2024年モデル(SB322QKBMIIPX)ノングレア(非光沢)

画面表面の処理は、光の映り込みやすさと発色の見え方に関わります。

グレア(光沢)は色が鮮やかに見えやすい一方、部屋の照明や窓の光が画面に映り込みやすくなります。ノングレア(非光沢)は映り込みを抑えられますが、光沢仕上げに比べると発色がやや落ち着いて見えることがあるようです。

BenQ MA320UGのみグレア仕上げで、残りの4機種はノングレア仕上げです。窓際や照明の多い部屋ではノングレアの機種、発色の鮮やかさを重視するならMA320UGが選びやすくなるでしょう。

最大リフレッシュレート

LGエレクトロニクスUltraFine 2026年モデル(32U700B)40~60 Hz
JAPANNEXTモニター 2026年モデル(JN-IPS315U2-HSP)60 Hz
BenQモニター 2026年モデル(MA320UG)120 Hz
フィリップスモニター 2024年モデル(32E1N1800LA)40~60 Hz
Acerモニター 2024年モデル(SB322QKBMIIPX)50~60 Hz

応答速度

LGエレクトロニクスUltraFine 2026年モデル(32U700B)Faster設定時:5ms(GtoG)
JAPANNEXTモニター 2026年モデル(JN-IPS315U2-HSP)オーバードライブ時:8ms(GtoG)
BenQモニター 2026年モデル(MA320UG)5ms
フィリップスモニター 2024年モデル(32E1N1800LA)SmartResponse:4ms(GtoG)
Acerモニター 2024年モデル(SB322QKBMIIPX)4ms(GtoG)

応答速度は、画面の色が切り替わるまでにかかる時間を示す値で、数値が小さいほど残像が出にくくなります。

数値が小さいほど素早い動きを追いやすくなりますが、この数値はFaster・オーバードライブ・SmartResponseといった高速設定を有効にした状態で測定されている点も確かめておきましょう。

フィリップス32E1N1800LAとAcer SB322QKBMIIPXはGtoG4ms、LGエレクトロニクス32U700BとBenQ MA320UGは5ms、JAPANNEXT JN-IPS315U2-HSPは8msという数値が示されています。

輝度(標準)

LGエレクトロニクスUltraFine 2026年モデル(32U700B)250 cd/m2
JAPANNEXTモニター 2026年モデル(JN-IPS315U2-HSP)350 cd/m2
BenQモニター 2026年モデル(MA320UG)450 cd/m2
フィリップスモニター 2024年モデル(32E1N1800LA)300 cd/m2
Acerモニター 2024年モデル(SB322QKBMIIPX)250 cd/m2

輝度(標準)は画面がどれだけ明るく表示できるかを示す値で、数値が大きいほど明るい部屋でも画面が見やすくなります。

輝度が高いほど日当たりの良い部屋や照明の明るい環境でも画面が見やすくなりますが、その分消費電力が増える傾向があります。輝度が低めの機種でも、暗めの部屋や夜間の作業では十分な明るさを確保しやすいはずです。

BenQ MA320UGが450cd/m2で5機種の中で最も明るく、JAPANNEXT JN-IPS315U2-HSPが350cd/m2で続きます。LGエレクトロニクス32U700BとAcer SB322QKBMIIPXは250cd/m2です。

コントラスト比

LGエレクトロニクスUltraFine 2026年モデル(32U700B)3000:1
JAPANNEXTモニター 2026年モデル(JN-IPS315U2-HSP)1000:1
BenQモニター 2026年モデル(MA320UG)2000:1
フィリップスモニター 2024年モデル(32E1N1800LA)3500:1
Acerモニター 2024年モデル(SB322QKBMIIPX)3000:1

コントラスト比は、画面の最も明るい部分と最も暗い部分の差を示す値で、数値が大きいほど白と黒の差がはっきりします。

コントラスト比が高いほど、映像や写真の明暗の差がくっきりと見えやすくなります。特に部屋を暗くして映像を楽しむ場面で差を感じやすい項目ですよね。

フィリップス32E1N1800LAが3500:1で最も高く、LGエレクトロニクス32U700BとAcer SB322QKBMIIPXが3000:1です。BenQ MA320UGは2000:1、JAPANNEXT JN-IPS315U2-HSPは1000:1という数値になっています。

表示色

LGエレクトロニクスUltraFine 2026年モデル(32U700B)10.7億色
JAPANNEXTモニター 2026年モデル(JN-IPS315U2-HSP)10.7億色
BenQモニター 2026年モデル(MA320UG)10.7億色
フィリップスモニター 2024年モデル(32E1N1800LA)1.07B
Acerモニター 2024年モデル(SB322QKBMIIPX)1677万色

表示色は、画面が表現できる色の段階数を示す値です。

段階数が多いほど、写真や動画のグラデーションで色の境目が目立ちにくくなります。10.7億色や1.07Bという表記と1677万色という表記では、示されている数値が異なるので気をつけたいところです。

LGエレクトロニクス・JAPANNEXT・BenQは10.7億色、フィリップスは1.07Bと表記しており、これらは同じ数値を指しています。Acer SB322QKBMIIPXのみ1677万色という表記です。

色域

LGエレクトロニクスUltraFine 2026年モデル(32U700B)sRGB:99%
JAPANNEXTモニター 2026年モデル(JN-IPS315U2-HSP)sRGB:100% DCI-P3:98%
BenQモニター 2026年モデル(MA320UG)sRGB:99% DCI-P3:98%
フィリップスモニター 2024年モデル(32E1N1800LA)記載なし
Acerモニター 2024年モデル(SB322QKBMIIPX)NTSC:72%

色域は、画面が再現できる色の範囲を、sRGBやDCI-P3といった基準に対する割合で示した値です。

割合が基準に近いほど、写真や映像制作など正確な色を重視する用途で扱いやすくなります。sRGBを高い割合でカバーしていると、Web上の一般的な画像や資料の色を忠実に再現しやすくなるでしょう。

LGはsRGB99%、JAPANNEXTはsRGB100%とDCI-P398%、BenQはsRGB99%とDCI-P398%です。

HDRの対応

LGエレクトロニクスUltraFine 2026年モデル(32U700B)HDR10
JAPANNEXTモニター 2026年モデル(JN-IPS315U2-HSP)HDR10
BenQモニター 2026年モデル(MA320UG)HDR方式: HDR10
DisplayHDR: DisplayHDR 400
フィリップスモニター 2024年モデル(32E1N1800LA)HDR10
Acerモニター 2024年モデル(SB322QKBMIIPX)HDR10

HDRは、映像の明暗の幅を通常より広く表示する規格です。

対応していると、対応コンテンツを再生したときに明るい部分と暗い部分の階調がより豊かに表示されます。DisplayHDRのような認証がある機種は、その等級に応じた基準を満たしていることを示しているのです。

5機種とも公式表にHDR10という規格名が記載されています。BenQ MA320UGのみDisplayHDR 400という認証情報も併記されています。

可変リフレッシュレート(FreeSync・G-SYNC)

LGエレクトロニクスUltraFine 2026年モデル(32U700B)記載なし
JAPANNEXTモニター 2026年モデル(JN-IPS315U2-HSP)FreeSync: FreeSync
Adaptive-Sync: ○
BenQモニター 2026年モデル(MA320UG)FreeSync Premium
フィリップスモニター 2024年モデル(32E1N1800LA)記載なし
Acerモニター 2024年モデル(SB322QKBMIIPX)Adaptive-Sync: ○

可変リフレッシュレートは、映像ソース側の出力タイミングに画面の書き換えを合わせる機能を指し、対応していると映像のカクつきや引き裂きを抑えやすくなります。FreeSyncやAdaptive-Syncといった名称で、対応の有無が公式表に示されています。

対応を示す表記がある機種は、ゲームや動画再生での滑らかさを重視する場面で選びやすくなるでしょう。特にフレームレートが変動しやすいゲームプレイでは、対応表記のある機種の方が滑らかさを保ちやすくなります。

JAPANNEXT JN-IPS315U2-HSPはFreeSync/Adaptive-Sync、BenQ MA320UGはFreeSync Premium、Acer SB322QKBMIIPXはAdaptive-Syncという表記が公式表にあります。

映像入力端子

LGエレクトロニクスUltraFine 2026年モデル(32U700B)HDMIx1 DisplayPort1.4x1
JAPANNEXTモニター 2026年モデル(JN-IPS315U2-HSP)HDMI2.0x2 DisplayPort1.4x1
BenQモニター 2026年モデル(MA320UG)HDMI2.1x2 USB Type-Cx1 USB Type-C、Thunderbolt4兼用x1
フィリップスモニター 2024年モデル(32E1N1800LA)HDMI2.0x2 DisplayPort1.4x1
Acerモニター 2024年モデル(SB322QKBMIIPX)HDMI2.0x2 DisplayPort1.2x1

映像入力端子は、パソコンやゲーム機などの映像出力機器と接続するための差し込み口の種類と数を示しています。

端子の種類が多いほど、複数の機器を同時につないで切り替えながら使いやすくなります。BenQ MA320UGはUSB Type-C(Thunderbolt4兼用含む)を備えており、対応するノートパソコンであれば映像出力と給電をケーブル1本でまとめられる可能性があります。一方でHDMIやDisplayPortのみの機種は、接続する機器側の端子もそれに合わせる必要が出てくるでしょう。

BenQ MA320UGはHDMI2.1とUSB Type-C系の端子を備え、JAPANNEXT・フィリップス・AcerはHDMIとDisplayPortの組み合わせ、LGはHDMI1系統とDisplayPort1系統という構成です。手持ちの機器の端子に合わせて選んでみてください。

消費電力(最大)

LGエレクトロニクスUltraFine 2026年モデル(32U700B)44 W省エネ
JAPANNEXTモニター 2026年モデル(JN-IPS315U2-HSP)50 W
BenQモニター 2026年モデル(MA320UG)280 W
フィリップスモニター 2024年モデル(32E1N1800LA)69.5 W
Acerモニター 2024年モデル(SB322QKBMIIPX)48 W

消費電力(最大)は、画面を最も明るく使ったときなどにモニターが消費する電力の上限の目安です。

数値が小さいほど電気代の負担を抑えやすくなりますが、輝度を高く設定できる機種は消費電力も大きくなる傾向があります。長時間画面をつけっぱなしにする使い方をするほど、この差は積み重なっていくのではないでしょうか。

LGエレクトロニクス32U700Bが44Wで最も小さく、JAPANNEXTが50W、Acerが48Wと近い数値です。フィリップスは69.5W、BenQ MA320UGは280Wで、他の4機種より大きな値になっています。

チルト(上下の角度調整)

LGエレクトロニクスUltraFine 2026年モデル(32U700B)-5°/20°
JAPANNEXTモニター 2026年モデル(JN-IPS315U2-HSP)-5°/20°
BenQモニター 2026年モデル(MA320UG)-5°/20°
フィリップスモニター 2024年モデル(32E1N1800LA)-5°/20°
Acerモニター 2024年モデル(SB322QKBMIIPX)-5°/15°

チルトとは、画面を手前や奥に傾けて上下の角度を調整できる機能のことです。表の数値は、下向き・上向きにそれぞれ何度まで傾けられるかを示しています。

上向き・下向きの両方向に大きく傾けられるほど、座った姿勢やデスクの高さに合わせて画面を見やすい角度に調整しやすくなります。上向きの角度が狭いと、モニターを低い位置に置いたときにやや見上げる形になりやすいので注意してください。

LG、JAPANNEXT、BenQ、フィリップスの4機種は-5°から20°まで傾けられ、Acerだけ上向きが15°までとなっています。上向きの調整幅を広く取りたい人は、この4機種のいずれかが候補になるでしょう。

高さ調整の幅

LGエレクトロニクスUltraFine 2026年モデル(32U700B)80 mm
JAPANNEXTモニター 2026年モデル(JN-IPS315U2-HSP)120 mm
BenQモニター 2026年モデル(MA320UG)150 mm
フィリップスモニター 2024年モデル(32E1N1800LA)記載なし
Acerモニター 2024年モデル(SB322QKBMIIPX)記載なし

高さ調整の幅とは、スタンドで画面を上下に何mm動かせるかを示した数値です。目の高さに画面を合わせやすくするための項目です。

調整幅が大きいほど、椅子やデスクの高さが変わっても画面を目の高さに合わせやすくなります。調整幅が小さいと、台やアームなど別の方法で高さを補う必要が出てくる場合もあるでしょう。

数値が示されている3機種で比べると、BenQ MA320UGが150mmと最も広く、JAPANNEXT JN-IPS315U2-HSPが120mm、LG 32U700Bが80mmです。デスクの高さを変えずに画面位置を細かく調整したい人ほど、この幅の広さが効いてくるはずです。

VESAマウント

LGエレクトロニクスUltraFine 2026年モデル(32U700B)○
JAPANNEXTモニター 2026年モデル(JN-IPS315U2-HSP)75x75mm
BenQモニター 2026年モデル(MA320UG)100x100mm
フィリップスモニター 2024年モデル(32E1N1800LA)100 x 100 mm
Acerモニター 2024年モデル(SB322QKBMIIPX)75×75mm

VESAマウントとは、モニターアームや壁掛け金具を取り付けるための背面のネジ穴規格です。数値はネジ穴の間隔を表しています。

取り付けたいアームや金具のネジ穴間隔と一致している必要があるため、間隔が異なると同じ金具を使い回せないことがあります。100x100mmは市販のモニターアームで広く採用されている規格です。

JAPANNEXT JN-IPS315U2-HSPとAcer SB322QKBMIIPXは75×75mm、BenQ MA320UGとフィリップス 32E1N1800LAは100×100mmです。LG 32U700BはVESAマウントに対応すると示されています。手持ちや購入予定のアーム・金具の規格に合わせて確かめてみてください。

質量(スタンド込み)

LGエレクトロニクスUltraFine 2026年モデル(32U700B)5.8 kg
JAPANNEXTモニター 2026年モデル(JN-IPS315U2-HSP)5.5 kg
BenQモニター 2026年モデル(MA320UG)9.64 kg
フィリップスモニター 2024年モデル(32E1N1800LA)7.39 kg
Acerモニター 2024年モデル(SB322QKBMIIPX)5.9 kg

重いほど設置後の安定感が増しますが、持ち上げたり向きを変えたりする作業は大変になります。軽いほど一人での設置や位置の変更がしやすくなるのがポイントです。

JAPANNEXT JN-IPS315U2-HSPが5.5kgと最も軽く、BenQ MA320UGが9.64kgと最も重い数値です。設置後にモニターを動かす機会が多い人は軽い機種、一度置いたら動かさない人は重さを気にしなくても選びやすいでしょう。

輝度とコントラストが映す画質の違い

MA320UGの輝度(標準)は450cd/m2で、5機種の中で最も明るい数値です。次に明るいJN-IPS315U2-HSPの350cd/m2とは100cd/m2の差があり、日中の窓際やリビングなど照明が強い場所でも画面が沈みにくくなります。

32U700BとSB322QKBMIIPXはどちらも250cd/m2で、直射日光が入らない書斎や夜間の作業が中心なら十分な明るさといえます。

コントラスト比では32E1N1800LAが3500:1と最も高く、32U700BとSB322QKBMIIPXが3000:1で続きます。黒の沈み込みを重視する映像視聴では、この数値が大きいほど暗部の締まりが期待できるため、映画や写真編集で黒を締めて見たい人はこの3機種が選択肢になるでしょう。

JN-IPS315U2-HSPは1000:1、MA320UGは2000:1で、輝度の高さと引き換えにコントラストの数値はこの2機種の中では控えめです。

色域の数値が示されているのはJN-IPS315U2-HSP(sRGB100%・DCI-P398%)とMA320UG(sRGB99%・DCI-P398%)、32U700B(sRGB99%)で、写真や動画の色をできるだけ正確に確認したい用途ではこの3機種が候補になります。表示色は32U700BとJN-IPS315U2-HSP、MA320UGが10.7億色、32E1N1800LAが1.07Bという数値です。

なめらかさと接続端子で選ぶ用途

リフレッシュレートはMA320UGだけが120Hzに対応しており、残る4機種は60Hz前後です(32U700Bと32E1N1800LAは40~60Hz、JN-IPS315U2-HSPは60Hz、SB322QKBMIIPXは50~60Hz)。画面の動きが多い映像やカーソル移動の滑らかさを重視するなら、120Hzに対応するMA320UGが有利になります。

応答速度は32E1N1800LAとSB322QKBMIIPXがどちらも4ms(GtoG)で最も短く、JN-IPS315U2-HSPは8ms(GtoG)という数値です。

映像入力端子はMA320UGがHDMI2.1を2系統に加えてUSB Type-Cを2系統(うち1系統はThunderbolt4兼用)備えており、5機種の中で最も充実しています。1本のケーブルで映像と給電をまとめたいノートPCやMacとの接続では、この端子構成が配線をすっきりさせてくれるでしょう。

JN-IPS315U2-HSPと32E1N1800LA、SB322QKBMIIPXはHDMI2.0を2系統とDisplayPortを1系統備えており、複数の機器を切り替えながら使う構成に向いています。32U700BはHDMIとDisplayPortをそれぞれ1系統ずつ備えています。

消費電力とスタンドの動かしやすさ

最大消費電力は32U700Bが44Wで最も低く、JN-IPS315U2-HSPが50W、SB322QKBMIIPXが48Wと続きます。32E1N1800LAは69.5Wで、JN-IPS315U2-HSPより19.5W高い数値です。

MA320UGは280Wで他の4機種とは大きく離れた数値になっており、120Hz表示や高輝度、豊富な入力端子を支える分、電力の面では負担が大きくなるといえます。

高さ調整の幅はMA320UGが150mmと最も広く、JN-IPS315U2-HSPが120mm、32U700Bが80mmという数値です。座り姿勢や立ち姿勢に合わせて画面の高さを細かく変えたい人には、調整幅が広い機種ほど体格や作業机の高さに合わせやすいのではないでしょうか。

本体の質量はJN-IPS315U2-HSPが5.5kgと最も軽く、MA320UGは9.64kgと最も重いため、置いたあとに向きや角度を変える頻度が高い人は、この差が日々の扱いやすさに直結します。

まとめ

31.5型・4K(3840x2160)のモニターを5メーカーから1機種ずつ並べると、輝度・リフレッシュレート・接続端子のどこに重きを置くかで最適な1台が変わってきます。明るい部屋でも画面を見やすくしたいならBenQのMA320UGが輝度450cd/m2で頭ひとつ抜けています。

そのほかの4機種は、コントラストや応答速度、消費電力や質量のバランスがそれぞれ異なるため、使う場所や姿勢の変え方に合わせて選ぶことになるでしょう。

目的別に選ぶなら

明るい部屋でも見やすい画面がほしい

BenQ モニター 2026年モデル(MA320UG)

輝度(標準)450 cd/m2

輝度(標準)はMA320UGが450cd/m2で5機種の中で最も明るく、次点のJN-IPS315U2-HSPの350cd/m2とは100cd/m2の差があります。窓際やリビングなど照明が強い部屋では、この明るさの余裕が画面の沈み込みを抑えてくれるでしょう。

ほかの4機種は250~350cd/m2の範囲に収まっているため、日差しの強い環境で使うならMA320UGが有力な候補になります。

どれを選ぶべきか

LGエレクトロニクスUltraFine 2026年モデル(32U700B)

最大消費電力44Wと5機種の中でもっとも低く、質量も5.8kgに抑えられているため、常時点けっぱなしにする用途や設置場所を変えることが多い人に向いています。コントラスト比は3000:1で、暗部の締まりも一定水準を確保しています。

一方で高さ調整の幅は80mmと5機種の中で最も狭く、映像入力もHDMIとDisplayPortが1系統ずつなので、複数台の機器を頻繁に切り替える使い方には向かないかもしれません。

LGエレクトロニクスUltraFine 2026年モデル(32U700B)

JAPANNEXTモニター 2026年モデル(JN-IPS315U2-HSP)

色域はsRGB100%・DCI-P398%という数値が示されており、質量も5.5kgと5機種で最も軽いため、色を確認しながら軽快に扱いたい人に向いているでしょう。高さ調整の幅も120mmとMA320UGに次いで広く、座り姿勢と立ち姿勢の切り替えにも対応しやすくなっています。

一方でコントラスト比は1000:1、応答速度もオーバードライブ時8ms(GtoG)と5機種の中でもっとも長い数値なので、動きの速い映像でのくっきり感を重視する人には物足りなく感じられるかもしれません。

JAPANNEXTモニター 2026年モデル(JN-IPS315U2-HSP)

BenQモニター 2026年モデル(MA320UG)

輝度450cd/m2、リフレッシュレート120Hz、HDMI2.1やThunderbolt4兼用端子まで備えており、明るい部屋で動きの多い映像を扱いたい人や、ノートPCと1本のケーブルでつなぎたい人におすすめします。高さ調整の幅も150mmと5機種の中で最も広く、姿勢に合わせた微調整もしやすくなっています。

一方で最大消費電力は280Wと他の4機種から大きく離れており、質量も9.64kgと最も重いため、置いたあとに動かす頻度が高い使い方や電力を抑えたい人には負担になるでしょう。画面はグレア(光沢)仕上げなので、周囲の照明の映り込みも他の4機種より意識することになりそうです。

BenQモニター 2026年モデル(MA320UG)

フィリップスモニター 2024年モデル(32E1N1800LA)

コントラスト比3500:1は5機種の中で最も高い数値で、応答速度も4ms(GtoG)と短いため、暗部を締めて映像や写真を見たい人に向いています。輝度は300cd/m2で、32U700BやSB322QKBMIIPXより明るい場所でも見やすいはずです。

一方で質量は7.39kgとJN-IPS315U2-HSPやSB322QKBMIIPXより重く、最大消費電力も69.5Wと32U700B・JN-IPS315U2-HSP・SB322QKBMIIPXより高いため、軽さや省電力を重視する人には他の選択肢のほうが合うでしょう。

フィリップスモニター 2024年モデル(32E1N1800LA)

Acerモニター 2024年モデル(SB322QKBMIIPX)

応答速度は4ms(GtoG)で32E1N1800LAと並び5機種の中で最も短く、質量も5.9kgに抑えられているため、軽快な操作感を重視する人に向いています。最大消費電力も48Wと低めで、日常的に点けっぱなしにする使い方にもよさそうです。

一方でチルトの上方向は15°と5機種の中で最も狭く、表示色も1677万色という数値が示されているため、姿勢の自由度や色の階調を重視する人には他の機種のほうが合うのではないでしょうか。

Acerモニター 2024年モデル(SB322QKBMIIPX)

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