4ベイのNAS 徹底比較 2026年版|容量と通信速度、本体の形で選ぶ4ベイNAS4機種
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今回比較するのはこちらの4機種
IODATALAN DISK L 2026年モデル(HDL4-LV04B)
UGREENNASync GT 2026年モデル(DXP4800)
バッファローTeraStation WSS 2026年モデル(WSH5420RN08W5)
ASUSTORLOCKERSTOR 4 Gen2+ v2 2025年モデル(AS6704T)
項目ごとの比較
容量
最初から入っているHDDを合計した容量です。RAIDを組むと一部がデータの保護に使われるので、実際にファイルを保存できる量はこれより少なくなります。
バッファロー WSH5420RN08W5はIODATA HDL4-LV04Bより4TB多く、写真や動画をまとめて置く使い方でも余裕を持って始められるでしょう。一方、UGREEN DXP4800とASUSTOR AS6704Tはディスク搭載がオプションなので、容量は自分で選んだドライブで決まります。ドライブを選ぶ手間はかかりますが、必要な容量に合わせて組める自由があるわけです。
買ってすぐ大きな容量で使いたいならバッファロー WSH5420RN08W5が合います。容量を自分で決めて組みたい人には、UGREEN DXP4800かASUSTOR AS6704Tを検討してみてください。
ディスク搭載
購入時にHDDが入っているかどうかを示す項目です。標準なら届いてすぐ使い始められ、オプションなら本体とは別にドライブを用意します。
IODATA HDL4-LV04Bとバッファロー WSH5420RN08W5は、ドライブ選びや取り付けの手間がかからず、初めてNASを置く人でも迷わずに始められますよね。UGREEN DXP4800とASUSTOR AS6704Tは自分でドライブを揃える必要がありますが、容量やドライブの種類を好きなように選べます。手元に使えるドライブがある人なら、それを活かすこともできるはずです。
届いたその日から使いたい人にはIODATA HDL4-LV04Bかバッファロー WSH5420RN08W5が合います。ドライブを自分で選んで組みたい人にはUGREEN DXP4800かASUSTOR AS6704Tが合います。
LAN速度
NASとパソコンやルーターをつなぐ有線LANの速さと数です。数値が大きいほど大きなファイルを速くやり取りできますが、その速さを活かすには、つなぐ側のパソコンやスイッチも同じ速度に対応している必要があります。
UGREEN DXP4800は10GbEのポートを2つ備えていて、動画編集のように大きなファイルを頻繁に読み書きする使い方で速さを活かせます。バッファロー WSH5420RN08W5も10GbEのポートを1つ持ち、1GbEのポート2つと使い分けられるのがいいところです。ASUSTOR AS6704Tの5GbEやIODATA HDL4-LV04Bの2.5GbEは、10GbEほどの速度は出ませんが、つなぐ側の機器を揃えるハードルは下がります。家のネットワークが1GbEのままなら、どの機種でも速さの差はあまり出ないでしょう。
10GbEの環境を用意できる人や、これから整える人にはUGREEN DXP4800かバッファロー WSH5420RN08W5が合います。今あるパソコンやルーターのまま少し速くしたい人には、ASUSTOR AS6704TやIODATA HDL4-LV04Bを検討してみてください。
RAID
複数のドライブをどう組み合わせて使うかの方式です。RAID 5やRAID 6はドライブが壊れてもデータを守れる方式で、RAID 6は2台同時に壊れても耐えられます。RAID 0は速さと容量を優先するぶん、1台壊れるとデータを失います。
4機種ともRAID 5とRAID 6が示されているので、データを守りながら使うという基本の使い方はどれでもできますよね。UGREEN DXP4800とASUSTOR AS6704TはRAID 1とRAID 10も示されていて、ドライブを2台ずつ組にして使うような組み方も選べます。守りを厚くするほど保存できる容量は減るので、容量と安全性のどちらを重く見るかで組み方が変わってくるでしょう。
大切なデータを保護しながら置く使い方なら、4機種のどれでもRAID 5かRAID 6で組めます。組み方の選択肢を多く持っておきたい人には、UGREEN DXP4800とASUSTOR AS6704Tが合います。
本体の大きさ
IODATA HDL4-LV04B、UGREEN DXP4800、ASUSTOR AS6704Tは箱のような形で、棚や机の上に置けます。なかでもIODATA HDL4-LV04Bがいちばん小さく、置き場所を取りません。バッファロー WSH5420RN08W5は厚さ44.3mmの薄い板のような形で、430mmの辺が2つあるので、置くには広い平らな場所が必要です。そのぶん高さを取らないので、ほかの機器と重ねて置く使い方に向いているといえます。
部屋の棚や机に置きたいなら、IODATA HDL4-LV04B、UGREEN DXP4800、ASUSTOR AS6704Tのどれかが合います。広い平らな場所があって、薄く収めたい人にはバッファロー WSH5420RN08W5を確かめてみてください。
ディスクが入った状態で届くかどうかで、始め方が変わります
4機種は、HDDが標準で入っているHDL4-LV04BとWSH5420RN08W5、ディスク搭載がオプション扱いのDXP4800とAS6704Tの2つに分かれます。ディスクが入っている機種は、届いてすぐに保存先として使い始められるので、NASを初めて導入する人でも迷う場面が少なくて済むでしょう。
ディスクがオプション扱いの2機種は、入れるディスクの種類や容量を自分で決める形になります。手持ちのHDDを活かしたい人や、将来の増え方を見込んで容量を選びたい人にとっては、この自由度がそのまま選ぶ理由になるのではないでしょうか。
LANの速さは、大きなファイルをどれだけ動かすかで選びます
いちばん速いポートで比べると、DXP4800とWSH5420RN08W5が10GbE、AS6704Tが5GbE、HDL4-LV04Bが2.5GbEです。写真の保存や書類の共有が中心なら差を意識する場面は多くありませんが、動画の素材をNAS上で直接扱ったり、大量のデータをまとめてバックアップしたりする家庭では、ポートの速さが待ち時間の長さに直結します。
なお、速いポートを活かすには、つなぐパソコンやスイッチ側も同じ速さに対応している必要があります。DXP4800は10GbEを2つ、WSH5420RN08W5は1GbEを2つと10GbEを1つ持っているので、今の機器で使い始め、あとから高速な環境へ移るといった段階的な使い方もしやすくなっています。
RAIDはディスクが壊れたときの備え方を決めます
4機種とも、RAID 5とRAID 6が示されています。RAID 5はディスクが1台壊れても、RAID 6は2台まで壊れてもデータを保てる仕組みなので、大切な写真や仕事のファイルを預ける用途ではこのどちらかを選ぶのが基本といえます。
DXP4800とAS6704TはRAID 0/1/5/6/10、WSH5420RN08W5はRAID 0/5/6/10が示されています。4台のディスクを2台ずつ組にして速さと安全性を両立させたい場合はRAID 10が選択肢になるため、運用の仕方をあらかじめ考えている人はこの点も確かめてみてください。
本体の形は、置く場所から逆算して選びます
HDL4-LV04B、AS6704T、DXP4800の3機種は縦に長い箱型で、机の上や棚に置きやすい形です。中でもHDL4-LV04Bは163x160x210 mmといちばん小さく、DXP4800は高さが257.5 mmあるため、HDL4-LV04Bより47.5 mm背が高くなります。
WSH5420RN08W5は430x44.3x430 mmと、高さを抑えた代わりに幅と奥行きを大きく取った形です。奥行きはHDL4-LV04Bより220 mm長いため、狭い机の隅には収まりにくい一方で、ほかの機器と重ねて平らに置ける場所がある環境なら、すっきり収めやすい形といえるでしょう。
まとめ
写真や動画をたくさん保存したいなら、HDDが8TB入った状態で届くWSH5420RN08W5を選ぶのがいちばん確実です。ディスクを自分で選んで組み合わせたい人にはDXP4800とAS6704Tが、机の脇に小さく置ける機種がほしい人にはHDL4-LV04Bが候補になります。
目的別に選ぶなら
写真や動画をたくさん保存したい
バッファロー TeraStation WSS 2026年モデル(WSH5420RN08W5)
| 容量 | HDD:8TB |
|---|
WSH5420RN08W5はHDDを8TB搭載しており、同じくディスクが標準で入っているHDL4-LV04Bの4TBより4TB多く保存できます。スマートフォンで撮りためた写真や、家族の行事を記録した動画は年々増えていくため、最初から余裕のある容量で始められることは大きな安心につながるのではないでしょうか。
ディスクを別に用意しなくても届いたその日から大容量の保存先として使える点も、この目的に合っています。
どれを選ぶべきか
IODATALAN DISK L 2026年モデル(HDL4-LV04B)
HDDを4TB搭載した状態で届き、本体も163x160x210 mmと4機種の中でいちばん小さいため、机の脇や棚の隙間に置きたい人に向いています。一方で、容量はWSH5420RN08W5の半分にとどまり、LANポートも1GbEと2.5GbEが1つずつなので、大きな動画ファイルを頻繁にやり取りする使い方では物足りなさを感じやすいかもしれません。
UGREENNASync GT 2026年モデル(DXP4800)
10GbEのLANポートを2つ備えており、4機種の中でも通信速度を重視する人に向いています。ディスク搭載はオプション扱いなので、入れるHDDやSSDを自分で選んで容量を決めたい人に合っているのではないでしょうか。
ただし本体の高さは257.5 mmあり、縦置きの機種の中ではいちばん背が高いため、置き場所の高さには余裕を見ておきましょう。
バッファローTeraStation WSS 2026年モデル(WSH5420RN08W5)
HDDを8TB搭載して届くため、大容量の保存先をすぐに用意したい人に向いています。LANポートは1GbEが2つと10GbEが1つあり、普段の接続と高速な接続を使い分けられます。
その反面、本体は430x44.3x430 mmと薄くて幅と奥行きが大きい形なので、縦長の機種のように机の隅へ置くのは難しく、平らで広い設置場所が必要になるでしょう。
ASUSTORLOCKERSTOR 4 Gen2+ v2 2025年モデル(AS6704T)
5GbEのLANポートを2つ備え、RAIDも0/1/5/6/10が示されているので、ディスクの組み合わせ方を自分で決めて運用したい人に向いています。ディスク搭載はオプション扱いのため、容量は選ぶディスク次第で決まります。
通信速度の面では、10GbEのポートを持つDXP4800やWSH5420RN08W5と比べると1ポートあたりの速さで一歩譲るところです。



