インクジェットプリンター 徹底比較 2026年版|給紙量の多さと本体の軽さで選ぶ3機種
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今回比較するのはこちらの3機種
ブラザープリンター 2026年モデル(HL-J5113N)
EPSONカラリオ 2025年モデル(EP-988A3)
CANONPIXUS 2025年モデル(TS5530)
項目ごとの比較
最大用紙サイズ
最大用紙サイズは、そのプリンターで印刷できるいちばん大きな紙の大きさです。この値より大きな紙には印刷できません。
EPSON EP-988A3は最大がA3なので、A4の2倍の面積になるポスターや図面、見開きの資料もそのまま印刷できます。ブラザー HL-J5113NとCANON TS5530は最大がA4なので、日常の書類や写真の印刷には十分でしょう。ただし、A3の資料は縮小するか分割して印刷することになります。
A3で印刷したいものがあるなら、選べるのはEPSON EP-988A3です。A4までの印刷で足りるなら、ほかの項目で選んで問題ありません。
印刷速度(カラー)
カラーの印刷速度は、カラー文書を続けて印刷するときの速さを表す値です。値が大きいほど、枚数の多い印刷を早く終えられます。
カラーの印刷速度は、ブラザー HL-J5113Nが26 枚、CANON TS5530が9 枚で、17 枚の差があります。カラーの配布資料などをまとめて印刷する場面では、この差がそのまま待ち時間の差になります。1〜2枚ずつしか印刷しない使い方であれば、差を感じる場面は多くないでしょう。
カラーでまとまった枚数を印刷することが多いなら、ブラザー HL-J5113Nが合います。年賀状や写真を少しずつ印刷する程度なら、CANON TS5530でも困りません。
印刷速度(モノクロ)
モノクロの印刷速度は、文字中心の白黒文書を続けて印刷するときの速さを表す値です。仕事の書類や学校のプリントを印刷する頻度が高い人ほど、効いてくる項目です。
モノクロの印刷速度は、ブラザー HL-J5113Nが28 枚、CANON TS5530が14 枚で、14 枚の差があります。数十ページの資料を印刷する場面では、プリンターの前で待つ時間がはっきり変わります。一方、数枚の書類を印刷するだけなら、この差が暮らしの中で気になることはほとんどないはずです。
在宅勤務などで白黒の書類をたくさん印刷するなら、ブラザー HL-J5113Nが向いています。印刷する量が少ない家庭なら、CANON TS5530で十分ですね。
印刷解像度
印刷解像度は、1インチの中にインクの点をいくつ打てるかを表す値です。値が大きいほど細かい点で表現できるため、写真のなめらかなグラデーションや小さな文字の再現に関わります。
EPSON EP-988A3は5760×1440 dpi、ブラザー HL-J5113Nは4800x1200 dpi、CANON TS5530は1200x1200 dpiです。値が大きい機種ほど、写真を細かい点で表現できる余地があります。一方、文字中心の書類であれば、どの値でも読みやすさに大きな違いは出にくい項目でしょう。
写真を細部まで印刷したい人は、値のいちばん大きいEPSON EP-988A3が候補になります。書類中心の印刷なら、この項目で選ぶ必要はありません。
給紙枚数
給紙枚数は、一度にセットしておける用紙の枚数です。多いほど紙を補充する回数が減り、大量に印刷する途中で紙切れになりにくくなります。
ブラザー HL-J5113Nは600 枚で、EPSON EP-988A3の101 枚より499 枚、CANON TS5530の100 枚より500 枚多くセットできます。印刷量が多い使い方では、紙を足す手間がほとんど要らなくなるでしょう。EPSON EP-988A3とCANON TS5530の差は1 枚しかないため、この2機種の間ではこの項目で差はつきません。
紙の補充の手間を減らしたいなら、ブラザー HL-J5113Nがはっきり有利です。EPSON EP-988A3とCANON TS5530は、この項目では同じ程度と考えてかまいません。
消費電力
消費電力は、プリンターが動くときに使う電力の大きさを表す値です。値が小さいほど、同じ時間動かしたときの電気の使用量が少なくなります。
ブラザー HL-J5113Nは4.5 Wで、EPSON EP-988A3の17 Wより12.5 W、CANON TS5530の21 Wより16.5 W小さい値です。EPSON EP-988A3とCANON TS5530の差は4 Wです。家庭用プリンターは動いている時間が短いため、電気代の差としては大きくなりにくい項目といえます。
電気の使用量を少しでも抑えたいなら、ブラザー HL-J5113Nがいちばん小さい値です。ほかの2機種を選んでも、この項目が決め手になる場面は多くないのではないでしょうか。
本体の大きさ
高さは、EPSON EP-988A3が148 mm、CANON TS5530が168 mmと低めで、棚の中段やデスクの上にも収めやすい大きさです。ブラザー HL-J5113Nは高さが291 mmあり、EPSON EP-988A3より143 mm、CANON TS5530より123 mm高くなります。その分、奥行きも439 mmあるので、置き場所には余裕を持たせておきましょう。EPSON EP-988A3はA3に対応するため幅が479 mmと3機種でいちばん広く、横方向のスペースを確保する必要があります。
置き場所が限られているなら、幅も奥行きも小さいCANON TS5530が収めやすい機種です。ブラザー HL-J5113Nを選ぶ場合は、高さと奥行きに余裕のある置き場所を先に決めておくと安心でしょう。
質量
CANON TS5530は5.3 kgで、EPSON EP-988A3の8.5 kgより3.2 kg、ブラザー HL-J5113Nの14.1 kgより8.8 kg軽くなっています。部屋の間で移動させたり、使わないときに片付けたりするなら、軽い機種ほど扱いやすいはずです。ブラザー HL-J5113Nは14.1 kgあるので、一度置いたら動かさない前提で考えるのが現実的でしょう。
持ち運びや出し入れをするなら、CANON TS5530がいちばん扱いやすい機種です。置きっぱなしで使うなら、重さはほかの項目ほど気にしなくてかまいません。
印刷できる大きさと細かさではEPSONが一歩抜けています
最大用紙サイズは、EP-988A3がA3、HL-J5113NとTS5530がA4です。ポスターや大きめの写真のように、A4より大きい紙に印刷する予定があるなら、3機種の中ではEP-988A3だけが候補になります。
印刷解像度は、EP-988A3が5760×1440 dpi、HL-J5113Nが4800x1200 dpi、TS5530が1200x1200 dpiです。数値が高いほど細かな点で描き分けられるので、写真を印刷する機会が多い人ほどこの差が効いてくるはずです。
TS5530は3機種の中で最も控えめな値なので、写真の仕上がりを優先する場合は、他の2機種のほうが数値で上回っていることを踏まえて選ぶとよいでしょう。
たくさん刷る家庭にはブラザーの給紙量と速さが効きます
給紙枚数は、HL-J5113Nが600 枚で、EP-988A3の101 枚とTS5530の100 枚を大きく上回ります。EP-988A3とTS5530の差は1枚しかないため、補充の手間という点ではこの2機種はほぼ並んでいると考えてよいでしょう。
印刷速度は、HL-J5113Nがカラー26 枚、モノクロ28 枚で、TS5530はカラー9 枚、モノクロ14 枚です。数十枚の資料をまとめて刷るときには、この差がそのまま待ち時間の長さとして表れます。
書類の量が多い家庭では、給紙量と速さの両方でHL-J5113Nが有利に働くといえます。
置きやすさは重さと高さ、それに消費電力も合わせて見比べます
質量は、TS5530が5.3 kg、EP-988A3が8.5 kg、HL-J5113Nが14.1 kgです。HL-J5113NとTS5530の差は8.8kgあり、使うたびに出し入れするような置き方なら、軽い機種のほうが負担は小さく済むはずです。
本体の高さは、EP-988A3が148 mmで最も低く、TS5530が168 mm、HL-J5113Nが291 mmです。棚の段と段のあいだに収めたい場合は、高さの低いEP-988A3やTS5530が収まりやすくなります。
HL-J5113Nを置くなら、上に空間のある場所を用意しておきましょう。
消費電力は、HL-J5113Nが4.5 Wで、EP-988A3より12.5W、TS5530より16.5W小さい値です。軽くて小さいTS5530は、消費電力では3機種の中で最も大きいため、置きやすさと引き換えになる点として覚えておくとよいでしょう。
まとめ
用紙の補充の手間を減らしたいならブラザー HL-J5113N、置き場所を動かしやすい軽さがほしいならCANON TS5530が向いています。EPSON EP-988A3は、3機種の中でただ一つA3まで印刷でき、印刷解像度の数値もいちばん高い機種です。
目的別に選ぶなら
用紙の補充の手間を減らしたい
ブラザー プリンター 2026年モデル(HL-J5113N)
| 給紙枚数 | 600 枚 |
|---|
HL-J5113Nの給紙枚数は600 枚で、次に多いEP-988A3より499枚多く用紙をセットできます。一度たっぷり補充しておけば、学校の配布物や仕事の書類をまとめて刷る日が続いても、途中で用紙切れになって手を止める場面が減るはずです。
印刷の回数が多い家庭ほど、補充の間隔が長いことが日々の手間の差になって表れます。
置き場所を動かしやすい軽さがほしい
CANON PIXUS 2025年モデル(TS5530)
| 質量 | 5.3 kg |
|---|
TS5530の質量は5.3 kgで、次に軽いEP-988A3より3.2kg軽くなっています。使うときだけ棚から机へ下ろしたり、部屋の模様替えで置き場所を変えたりするときも、持ち上げる負担が小さく済みそうです。
普段は片付けておいて必要なときに出す使い方なら、この軽さが役に立ちます。
どれを選ぶべきか
ブラザープリンター 2026年モデル(HL-J5113N)
書類をたくさん刷る家庭や、在宅で仕事の資料を印刷する人に向いています。印刷速度はカラーが26 枚、モノクロが28 枚で、TS5530をカラーで17枚、モノクロで14枚上回ります。
その一方で、質量は14.1 kgと3機種でいちばん重く、最大用紙サイズもA4までなので、一度置いたら動かさない前提で場所を決める必要があるでしょう。
EPSONカラリオ 2025年モデル(EP-988A3)
A3の用紙に印刷したい人や、印刷解像度の数値を重視する人に向いています。最大用紙サイズはA3で、印刷解像度も5760×1440 dpiと3機種の中でいちばん高い値です。
ただし、本体の幅は479 mmと3機種で最も広く、給紙枚数は101 枚なので、大量に刷る使い方ではHL-J5113Nより補充の回数が増えます。
CANONPIXUS 2025年モデル(TS5530)
机の上や棚に置いて、必要なときだけ出して使いたい人に向いています。質量は3機種で最も軽く、本体の幅と奥行きも3機種の中で最も小さくなっています。
反対に、印刷解像度は1200x1200 dpiと3機種で最も低く、消費電力も21 Wといちばん大きいので、写真の細かさや消費電力を重視する人は他の2機種と見比べてから決めるとよいでしょう。



