モノクロレーザープリンター 徹底比較 2026年版|速さ・軽さ・給紙量で選ぶモノクロレーザー4機種
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今回比較するのはこちらの4機種
CANONSatera 2024年モデル(LBP172)
ブラザーJUSTIO 2024年モデル(DCP-L2600DW)
京セラECOSYS 2024年モデル(PA4000WX)
富士フイルムビジネスイノベーションApeosPrint 4620 SDW 2025年モデル
項目ごとの比較
印刷速度(モノクロ)
モノクロ印刷の速さを枚数で示した値です。数字が大きいほど、まとまった枚数を印刷したときに待つ時間が短くなります。
速いのは富士フイルムビジネスイノベーションのApeosPrint 4620 SDWの46 枚と京セラのPA4000WXの40 枚です。一方でこの2機種は、消費電力と質量もこの表では大きいほうに入ります。ブラザーのDCP-L2600DWは28 枚で、ApeosPrint 4620 SDWとは18 枚の差があります。そのぶん消費電力は4機種でいちばん小さく抑えられているのです。
一度に何十枚も刷ることが多いなら、ApeosPrint 4620 SDWかPA4000WXが向いています。印刷が数枚ずつで済む使い方なら、速度差を理由に大きく重い機種を選ぶ必要はないでしょう。
印刷解像度
1インチの中にどれだけ細かく点を打てるかを示す値です。値が大きいほど、小さな文字や細い線の輪郭がくっきり出やすくなります。
CANONのLBP172は2400 dpiです。ブラザーのDCP-L2600DW、京セラのPA4000WX、富士フイルムビジネスイノベーションのApeosPrint 4620 SDWの3機種は、1200x1200 dpiです。
4機種とも、文書の文字を細かく刷ることを想定した値になっているといえます。どれを選ぶかは、速度や給紙枚数、置き場所に合う大きさで決めるのが実用的です。
給紙枚数
用紙を一度に何枚までセットしておけるかを示す値です。多いほど、紙を補充する手間が減ります。
京セラのPA4000WXは420 枚で、CANONのLBP172の250 枚より170 枚多くセットできます。富士フイルムビジネスイノベーションのApeosPrint 4620 SDWの350 枚がその次です。ブラザーのDCP-L2600DWは251 枚、LBP172は250 枚で、この2機種の差は1 枚しかありません。
複数人で共有して印刷量が多い職場なら、補充の回数を減らせるPA4000WXが合うはずです。個人や少人数で使うなら、LBP172とDCP-L2600DWのどちらを選んでも給紙量は実質的に変わりません。
消費電力
本体が使う電力をワットで示した値です。値が大きいと、同じコンセントや回路につないだほかの機器と合わせたときの負担が大きくなります。
ブラザーのDCP-L2600DWは740 Wで、4機種の中でもっとも小さい値です。富士フイルムビジネスイノベーションのApeosPrint 4620 SDWの1130 Wとは390 Wの差があります。ApeosPrint 4620 SDWと京セラのPA4000WXは印刷速度が速い一方で、消費電力も大きくなっています。
電子レンジやヒーターなどと同じ回路で使う家庭や小さな事務所なら、DCP-L2600DWかCANONのLBP172が扱いやすいでしょう。印刷速度を優先するなら、ApeosPrint 4620 SDWやPA4000WXの大きめの消費電力は受け入れることになります。
本体の大きさ
CANONのLBP172は365x222x399 mmで、ほかの3機種が257〜272 mmある辺が222 mmと短くなっています。そのため、棚や机の限られた場所に収めやすい機種です。ブラザーのDCP-L2600DWは410x272x399 mmで、410 mmの辺が4機種でもっとも長いです。置き場所の幅や奥行きに余裕があるか、あらかじめ測っておきましょう。
京セラのPA4000WXと富士フイルムビジネスイノベーションのApeosPrint 4620 SDWは、LBP172とDCP-L2600DWの中間の大きさに収まっています。
置き場所が狭いなら、LBP172が第一候補になるのではないでしょうか。DCP-L2600DWは410 mmの辺が収まる場所を確保できるかどうかが選ぶ条件になります。
質量
CANONのLBP172は6.9 kgで、京セラのPA4000WXの14.5 kgより7.6 kg軽くなっています。一人で棚に載せたり、部屋を移すときに持ち上げたりするのも楽なはずです。PA4000WXは重いぶん、一度据えたら動かさない使い方に向いています。富士フイルムビジネスイノベーションのApeosPrint 4620 SDWは9.8 kg、ブラザーのDCP-L2600DWは10.1 kgで、両者はほぼ同じ重さです。
設置や移動を一人でこなしたいなら、LBP172がもっとも扱いやすい候補です。据え置きで給紙量を重視するなら、PA4000WXの重さは設置のときだけの負担と考えてよいでしょう。
速さと給紙量の両方を求めるなら上位2機種に絞られます
印刷速度はApeosPrint 4620 SDWが46枚、PA4000WXが40枚で、LBP172とDCP-L2600DWはそれぞれ33枚と28枚です。最も速い機種と最も遅い機種の差は18枚あり、何十枚もの資料を続けて刷る場面では、プリンターの前で待つ時間の長さがはっきり変わってきますよね。
給紙枚数も同じ並びに近く、PA4000WXとApeosPrint 4620 SDWが350枚以上入るのに対し、LBP172とDCP-L2600DWは250枚前後です。つまり、速く刷れる機種ほど一度にたくさんの用紙を抱えておけるという傾向があり、大量印刷を前提にするならこの2機種から選ぶのが自然といえます。
軽さを取るか、容量と速さを取るかで選ぶ機種が分かれます
質量はLBP172が6.9 kgで最も軽く、PA4000WXは14.5 kgで最も重くなっています。両者の差は7.6kgあり、持ち上げて移動させるときの負担はまったく別物になるはずです。
本体の大きさを見ても、LBP172は365x222x399 mmで、3つの数値のうち2つが4機種の中で最も小さくなっています。ただし、この小ささと軽さの裏返しとして、給紙枚数は250枚と最も少なくなっています。
置き場所の自由さを優先するか、用紙を多く抱えて長く刷り続けられることを優先するかが、選ぶときの大きな分かれ目になります。
速い機種ほど消費電力が大きくなる傾向があります
消費電力はApeosPrint 4620 SDWが1130 W、PA4000WXが1116 Wで、速さで上位の2機種がそのまま電力でも上位に並んでいます。一方でDCP-L2600DWは740 W、LBP172は870 Wで、速さを抑えた機種ほど電力も小さく収まっています。
最も大きいApeosPrint 4620 SDWと最も小さいDCP-L2600DWの差は390 Wです。同じコンセントや電源タップにパソコンやほかの機器をつなぐ場所に置くなら、電力の小さい機種のほうが気を配ることが少なく済むでしょう。
速さを取るなら、設置場所の電源に余裕があるかを先に確かめておくと安心です。
まとめ
置き場所を動かしやすい軽さを求めるならLBP172、用紙を補充する手間を減らしたいならPA4000WXが向いています。印刷速度を優先するなら、4機種で最も速いApeosPrint 4620 SDWも有力な候補になるでしょう。
どの機種にも得意な点と引き換えの弱点があるので、自分の使い方で何を優先するかを決めてから選ぶのが近道です。
目的別に選ぶなら
置き場所を動かしやすい軽さがほしい
CANON Satera 2024年モデル(LBP172)
| 質量 | 6.9 kg |
|---|
LBP172の質量は6.9 kgで、次に軽いApeosPrint 4620 SDWより2.9kg軽くなっています。机の上から棚へ移したり、掃除のたびに少し持ち上げたりする場面で、この差ははっきり効いてくるはずです。
レイアウトを変えることが多い部屋や、使わないときは片付けておきたい家庭には、この軽さが扱いやすさに直結するのではないでしょうか。
用紙の補充の手間を減らしたい
京セラ ECOSYS 2024年モデル(PA4000WX)
| 給紙枚数 | 420 枚 |
|---|
PA4000WXの給紙枚数は420枚で、次に多いApeosPrint 4620 SDWより70枚多く入ります。250枚前後の機種と比べると一度に入れておける量に余裕があるため、まとまった枚数を刷る日でも途中で用紙を足す回数を減らせます。
毎日のように書類を出力する職場や、印刷の途中で手を止められたくない人におすすめします。
どれを選ぶべきか
CANONSatera 2024年モデル(LBP172)
4機種の中で最も軽く、置き場所を変えながら使いたい人や、狭い机まわりに置きたい人に向いています。一方で給紙枚数は250枚と4機種で最も少なく、印刷速度も33枚でApeosPrint 4620 SDWより13枚少ないため、大量に刷る使い方では用紙の補充や待ち時間が増えるかもしれません。
ブラザーJUSTIO 2024年モデル(DCP-L2600DW)
消費電力が740 Wと4機種で最も小さく、ほかの機器と同じコンセントまわりで使いたい人に向いています。ただし印刷速度は28枚で4機種の中で最も遅く、給紙枚数も251枚にとどまります。
一度に刷る枚数が少なく、速さより電力の小ささを重視する人に合う機種といえます。
京セラECOSYS 2024年モデル(PA4000WX)
給紙枚数が420枚と4機種で最も多く、印刷速度も40枚あるため、まとまった量を続けて刷る職場に向いています。その反面、質量は14.5 kgで4機種の中で最も重く、次に重いDCP-L2600DWより4.4kg重くなっています。
一度据え付けたら動かさない前提で選ぶのが合っているでしょう。
富士フイルムビジネスイノベーションApeosPrint 4620 SDW 2025年モデル
印刷速度が46枚と4機種で最も速く、PA4000WXより6枚多く刷れるため、出力を待つ時間を少しでも短くしたい人に向いています。給紙枚数も350枚あり、質量は9.8 kgでLBP172に次いで軽い部類です。
ただし消費電力は1130 Wと4機種で最も大きいので、設置するコンセントまわりには余裕を持たせておきましょう。



