Wi-Fi 7対応の無線LANルーター 徹底比較 2026年版|5GHz帯の速さと本体サイズで見極める6機種
※本記事にはアフィリエイト広告が含まれます
今回比較するのはこちらの6機種
エレコムWi-Fiルーター 2026年モデル(WRC-BE36GS)
ASUSPro 2026年モデル(RT-BE3600J)
HUAWEIHUAWEI WiFi 2026年モデル(BE3)
MSIRoamii BE Pro Mesh System 2026年モデル(MRBE110)
IODATAWi-Fiルーター 2026年モデル(WN-7T100XXR)
TP-LinkArcher 2026年モデル(GE400)
項目ごとの比較
最大通信速度(5GHz)
5GHz帯の電波で出せる通信速度の、規格上の上限です。この値が大きいほど、対応するスマホやパソコンと大きなデータを速くやり取りできる余地があります。
TP-Link GE400は5765 Mbpsで、ほかの5機種より2883 Mbps高い上限を持っています。ただし、この上限を生かせるのは、つなぐ端末と契約している回線がその速さに見合う場合に限られます。スマホ中心の使い方なら、2882 Mbpsの5機種との差を感じる場面は少なくなるでしょう。
5GHz帯の速さを最優先するなら、TP-Link GE400が6機種の中で抜けています。ほかの5機種はこの項目では同じ値なので、選ぶときはほかの項目で比べてみてください。
最大通信速度(2.4GHz)
2.4GHz帯の電波で出せる通信速度の上限です。2.4GHz帯は5GHz帯より上限が低いかわりに、壁越しや離れた部屋にも届きやすい性質があります。
IODATA WN-7T100XXRは1377 Mbpsで、ほかの5機種より689 Mbps高くなっています。ルーターから離れた部屋で2.4GHz帯につなぐ機器が多い家庭では、この差が効いてくるでしょう。一方で、2.4GHz帯はスマート家電のように少ないデータしか流さない機器に使うことが多いため、そうした用途が中心なら688 Mbpsでも困る場面はあまりありません。
離れた部屋でも2.4GHz帯でなるべく速くつなぎたい人には、IODATA WN-7T100XXRが合うのではないでしょうか。ほかの5機種はこの項目では同じ値です。
ストリーム数
ストリーム数は、ルーターが同時に送受信できる電波の通り道の数です。数が多いほど、複数の端末を同時につないだときに通信を振り分けやすくなります。
エレコム WRC-BE36GSは5GHz帯が3ストリームで、5GHz帯を2ストリームとしているASUS RT-BE3600J、HUAWEI BE3、IODATA WN-7T100XXRより1本多くなっています。IODATA WN-7T100XXRは2.4GHz帯が4ストリームで、2.4GHz帯につなぐ機器が多い家庭に向いた構成です。TP-Link GE400は合計で6ストリームとしており、多くの端末を同時につなぐ使い方に余裕を持たせているといえます。
5GHz帯の通り道を重視するならエレコム WRC-BE36GS、2.4GHz帯の機器が多いならIODATA WN-7T100XXRが合いますよ。
本体の大きさ
質量
エレコム WRC-BE36GSは340 gで、IODATA WN-7T100XXRの1800 gより1460 g軽くなっています。軽い機種は薄い棚や小さな台にも気軽に置けます。重い機種はケーブルに引っ張られても動きにくい反面、しっかりした台を用意する必要があるでしょう。
軽さを重視するならエレコム WRC-BE36GSが最も軽く、HUAWEI BE3とASUS RT-BE3600Jがそれに続きます。IODATA WN-7T100XXRは6機種の中で目立って重いので、置き場所の強度を確かめておいてください。
5GHz帯の速さはGE400だけが一段上にあります
今回並べた6機種のうち、5機種は5GHz帯の最大通信速度が2882 Mbpsでそろっています。GE400だけが5765 Mbpsで、ほかの機種より2883Mbps高くなっているのです。
スマートフォンやノートパソコンは5GHz帯でつなぐことが多いため、この帯域の上限は普段の使い心地に直結しやすい部分です。家族が同時に動画を見たり、大きなデータをやり取りしたりする家庭ほど、GE400の上限の高さが生きてくるでしょう。
反対に、5機種の中から選ぶ場合は5GHz帯の速さに差がありません。そのため、2.4GHz帯の速さや本体の大きさといった別の条件で選ぶことになります。
2.4GHz帯ではWN-7T100XXRが抜けています
2.4GHz帯の最大通信速度は、WN-7T100XXRが1377 Mbpsで、ほかの5機種は688 Mbpsです。差は689Mbpsで、この帯域に限ればWN-7T100XXRが6機種で最も高い値になっています。
2.4GHz帯は、家電やスマートスピーカーなどをつなぐときや、ルーターから離れた部屋で使うときに選ばれやすい帯域です。そうした機器を多くつないでいる家庭では、この帯域の上限が高いことが余裕につながるはずです。
このように、5GHz帯で速いのはGE400、2.4GHz帯で速いのはWN-7T100XXRと、得意な帯域が分かれています。自宅でどちらの帯域をよく使うかを考えると、選びやすくなりますよ。
本体の大きさと重さは機種によって大きく違います
最も軽いのはWRC-BE36GSの340gで、最も重いのはWN-7T100XXRの1800gです。差は1460gあり、壁際の棚や高い位置に置きたい場合は、この重さの違いが置き場所の選びやすさに影響します。
形にもそれぞれ特徴があります。WRC-BE36GSは厚みが36mmと薄く、RT-BE3600Jは140x140x70 mmの小さな形です。
BE3は厚みが61.5mmと薄いものの面積は広く、MRBE110は奥行き方向に長い形をしています。
通信の速さで差がつかない5機種から選ぶ場合は、こうした外形の違いが決め手になるでしょう。置きたい場所の幅や奥行きを先に測っておきましょう。
まとめ
通信の速さを重視するなら、5GHz帯の最大通信速度が6機種で最も高いTP-Link GE400を選んでください。ほかの5機種は5GHz帯の最大通信速度が同じなので、2.4GHz帯の速さや本体の大きさ、重さといった置き場所の条件で選ぶことになります。
目的別に選ぶなら
通信の速さを重視したい
TP-Link Archer 2026年モデル(GE400)
| 最大通信速度(5GHz) | 5765 Mbps |
|---|
GE400は5GHz帯の最大通信速度が5765 Mbpsです。ほかの5機種は2882 Mbpsなので、2883Mbpsの差があります。
大きなファイルのダウンロードや高画質の動画配信を複数の端末で同時に使う家庭では、上限が高いぶん回線の余裕を感じやすくなるはずです。
どれを選ぶべきか
エレコムWi-Fiルーター 2026年モデル(WRC-BE36GS)
本体の厚みが36mm、質量が340gで、6機種の中でいちばん薄く軽い機種です。棚のすき間や本の横など、限られた場所に置きたい人に向いています。
ただし5GHz帯の最大通信速度は2882 Mbpsで、GE400より2883Mbps低くなります。
ASUSPro 2026年モデル(RT-BE3600J)
本体は140x140x70 mmで、縦横がそろった小ぶりな形です。テレビ台や机の上に置いても場所を取りにくいので、部屋に出しておいても邪魔になりにくい機種を探している人に向いているのではないでしょうか。
一方で5GHz帯・2.4GHz帯とも最大通信速度はほかの多くの機種と同じなので、速さでは選ぶ理由になりにくい機種です。
HUAWEIHUAWEI WiFi 2026年モデル(BE3)
本体の厚みは61.5mmと薄めですが、215x280 mmと面積が広い形です。平らな場所に寝かせて置けるスペースがある人に向いています。
5GHz帯の最大通信速度は2882 Mbpsで、GE400には2883Mbps及びません。
MSIRoamii BE Pro Mesh System 2026年モデル(MRBE110)
本体は118.5x252.5x108 mmで、幅は狭く、奥行き方向に長い形です。細長いスペースに収めたい人に向いているといえます。
ただし5GHz帯の最大通信速度は2882 Mbpsで、GE400より2883Mbps低くなります。
IODATAWi-Fiルーター 2026年モデル(WN-7T100XXR)
2.4GHz帯の最大通信速度が1377 Mbpsで、ほかの5機種の688 Mbpsより689Mbps高い機種です。2.4GHz帯につなぐ機器が多い家庭では、この帯域の余裕が役立つでしょう。
その一方で質量は1800gと6機種でいちばん重く、5GHz帯の最大通信速度はGE400より2883Mbps低くなります。
TP-LinkArcher 2026年モデル(GE400)
5GHz帯の最大通信速度が5765 Mbpsで、6機種の中で飛び抜けて高い機種です。スマートフォンやパソコンを5GHz帯でつなぎ、とにかく速さを求める人におすすめします。
ただし2.4GHz帯の最大通信速度は688 Mbpsで、WN-7T100XXRより689Mbps低くなります。



