パナソニック ブルーレイ・レコーダーは旧モデルが買い?端子と3D再生を比べる|DMR-2W102とDMR-2W100【2026年9月】
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今回比較するのはこちらの2機種
パナソニックディーガ 2023年モデル(DMR-2W102)
パナソニック DMR-2W102は、1TBのHDDを内蔵し、地上デジタルとBS/110度CSのチューナーをそれぞれ2つ備えたブルーレイ・レコーダーです。HDDには地上デジタルのハイビジョン放送をDR(17Mbps)のまま約127時間録画でき、容量を節約する設定に切り替えなくても、ある程度の番組をためておけるのです。
ディスクへの保存は、片面4層・128GBまでのBD-Rと、DVD-R、DVD-R DL、DVD-RWに対応しています。ブルーレイは再生できますが、Ultra HD Blu-rayの再生には対応していないため、4K映像のディスクを観たい人には向かないでしょう。
独自の機能
- 4層BD-Rへの記録片面4層・128GBまでのBD-Rに録画でき、長い番組や複数の番組を1枚のディスクにまとめて残せます。
- 1年先までの録画予約予約可能期間は1年間で、最大128番組まで予約を登録できます。
- CATVパススルー対応ケーブルテレビのC13~C63chで送られてくる地上デジタル放送を、そのまま受信して録画できます。
- 4Kダイレクトクロマアップコンバート4K/30p、24pに対応した画質処理機能を搭載しています。
前モデル(DMR-2W101・2021年発売)からの変更点
DMR-2W102は2023年3月に発売された機種で、2021年発売の前モデルDMR-2W101より新しいモデルです。一方で、前モデルでできたDVD-RAMへの録画と再生、3Dブルーレイの再生、マスターグレードビデオコーディング(MGVC)には対応しなくなりました。
また、USB端子はUSB3.0が省かれて1系統だけになり、LAN端子も無くなったため、これらを使っていた人は注意が必要です。消費電力は17Wで前モデルより1W、年間消費電力量は17.4kWh/年で0.6kWh/年少なくなり、質量も1.7kgで0.1kg軽くなっています。
パナソニックおうちクラウドディーガ 2020年モデル(DMR-2W100)
パナソニックのDMR-2W100は、1TBのHDDを内蔵したブルーレイディスク/DVDレコーダーで、2020年7月に発売されました。チューナー数は2で、地上デジタルとBS/CSをそれぞれ2つずつ備えています。
HDDには地上デジタルのHD放送をDRモードで約127時間録画できるので、見る前の番組をためておける量の目安になるでしょう。予約は128番組まで登録でき、1年先の番組まで入れられます。
独自の機能
- BD-R 4層・128GB対応片面4層で128GBまでのBD-Rに録画でき、1枚のディスクに多くの番組を残せます。
- リアルクロマプロセッサスペック表の高画質の項目で、この機能に対応していることが示されています。
- マスターグレードビデオコーディング(MGVC)スペック表の高画質の項目で、MGVCに対応していることが示されています。
- 4Kダイレクトクロマアップコンバート4K/30pと4K/24pでの出力に対応していることが示されています。
項目ごとの比較
定格 > 年間消費電力量0.6kWh差
決められた使い方で1年間使ったと想定したときの電力量で、動作中と待機中の電力を合わせて比べられる値です。
DMR-2W102のほうが1年あたり0.6kWh少なく済みます。長く使い続けるほど差は積み重なりますが、年間でみても小さな差にとどまるといえます。
電気の使用量をわずかでも抑えたい人にはDMR-2W102が向いています。ただし差は小さいため、3D再生などほかの項目を優先して選んでも問題ないでしょう。
定格 > 消費電力(約)1W差
録画や再生など、本体が動いているときに使う電力です。
DMR-2W102のほうが1W小さくなっています。ただし差は1Wにとどまるため、どちらを選んでも電気の使い方が大きく変わることはないでしょう。
動作中の消費電力は、両機種ともほぼ同じ水準です。この項目だけで選び分ける必要はありません。
定格 > 質量(約)0.1kg差
DMR-2W102のほうが0.1kg軽くなっています。レコーダーはテレビ台などに据え置いて使う機器なので、この差を感じるのは設置や配線のし直しで持ち上げるときくらいでしょう。
重さの違いはごくわずかで、どちらを選んでも扱いやすさは変わりません。この項目は機種選びの決め手にはならないはずです。
ブルーレイディスク/DVDレコーダー録画機能、仕様 > 録画メディア > BD-RE
- ○(片面1層/2層/3層、25GB~100GB、ver3.1/2.1準拠[Ver1.0は非対応])
- ※カートリッジ付きのBD-RE(Ver1.0)は使用できません。
- ○(片面1層/2層/3層、25GB~100GB、ver3.0/2.1準拠[Ver1.0は非対応])※カートリッジ付きのBD-RE(Ver1.0)は使用できません。
BD-REは、書き込んだ番組を消して何度も使い直せるブルーレイディスクです。見終わったら消して次の番組を録る、という使い方に向いています。
どちらも片面1層から3層まで、25GB~100GBのディスクを扱えます。違うのは準拠する規格の版で、DMR-2W102はver3.1、DMR-2W100はver3.0を挙げています。どちらもカートリッジ付きのVer1.0のディスクは使えないため、古いカートリッジ式のディスクが手元にある人は、どちらを選んでもそのディスクを使うことはできません。
扱えるディスクの層数と容量は同じなので、BD-REを繰り返し使う人にとっては、この項目がどちらを選ぶかの決め手にはならないでしょう。
ブルーレイディスク/DVDレコーダー録画機能、仕様 > 録画メディア > BD-R
- ○(片面1層/2層/3層/4層、25GB~128GB、LTH、Ver2.2/1.1/1.2/1.3/1.4準拠)
- ○(片面1層/2層/3層/4層、25GB~128GB、LTH、Ver2.0/1.1/1.2/1.3準拠)
BD-Rは一度だけ書き込めるブルーレイディスクです。書き込んだ番組を消せないので、残しておきたい番組を保存するのに使います。
どちらも片面1層から4層まで、25GB~128GBのディスクとLTHのディスクを扱えます。準拠する規格の版は、DMR-2W102がVer2.2と1.4まで、DMR-2W100がVer2.0と1.3までを挙げており、DMR-2W102のほうが新しい版番号まで含んでいるわけです。
大容量の128GBディスクまで使える点は両機種で同じなので、番組をBD-Rに残す使い方ならどちらを選んでも困りません。
ブルーレイディスク/DVDレコーダー録画機能、仕様 > 録画メディア > DVD-RAM
- -
- ○
- ※カートリッジ付きはカートリッジから取り出して記録可能
- ※VR方式でのDVD録画はDVD-RAMとDVD-R/DVD-RW/DVD-RDL(片面2層)(CPRM対応含む)で可能です。ディスクへの直接録画は予約録画時のみ可能です。
- cmDVDディスクへは記録できません。
DVD-RAMは、書き換えを何度も繰り返せるDVDの一種です。昔のレコーダーで録画に使っていた人が多いディスクではないでしょうか。
この表では、DVD-RAMへの録画はDMR-2W100が「○」、DMR-2W102が「-」です。DMR-2W100では、カートリッジ付きのディスクもカートリッジから取り出せば記録できます。今もDVD-RAMに番組を録って整理している人にとっては、この違いがそのまま使い勝手の違いになるはずです。
DVD-RAMへの録画を続けたい人はDMR-2W100を選ぶことになります。DVD-RAMを使っていない人にとっては、判断に関わらない項目です。
ブルーレイディスク/DVDレコーダー録画機能、仕様 > 録画メディア > DVD-R
- ※放送番組を記録するにはCPRM対応のディスクが必要です。
- ※VR方式でのDVD録画はDVD-RAMとDVD-R/DVD-RW/DVD-RDL(片面2層)(CPRM対応含む)で可能です。ディスクへの直接録画は予約録画時のみ可能です。
DVD-Rは一度だけ書き込めるDVDです。DVDプレーヤーしか持っていない家族や親戚に番組を渡すときなどに使います。
DMR-2W102の表には、放送番組を記録するにはCPRM対応のディスクが必要だと書かれています。DMR-2W100の表には、VR方式での録画に対応していることと、ディスクへの直接録画は予約録画のときだけできることが書かれています。いつもの録画はいったん本体に録り、あとからディスクに移すという流れで使うことになるでしょう。
放送番組をDVD-Rに残すなら、CPRM対応と書かれたディスクを用意しておくと迷わずに済みます。
ブルーレイディスク/DVDレコーダー録画機能、仕様 > 録画メディア > DVD-R DL
- ※放送番組を記録するにはCPRM対応のディスクが必要です。
- ※VR方式でのDVD録画はDVD-RAMとDVD-R/DVD-RW/DVD-RDL(片面2層)(CPRM対応含む)で可能です。ディスクへの直接録画は予約録画時のみ可能です。
DVD-R DLは、記録面を2層にして、通常のDVD-Rより多く書き込めるようにした一度書きのDVDです。
DMR-2W102の表には、放送番組を記録するにはCPRM対応のディスクが必要だと書かれています。DMR-2W100の表には、VR方式での録画ができることと、ディスクへの直接録画は予約録画のときだけできることが書かれています。
長めの番組を1枚のDVDにまとめて残したい人は、どちらの機種でもCPRM対応のDVD-R DLを選んでおくと安心です。
ブルーレイディスク/DVDレコーダー録画機能、仕様 > 録画メディア > DVD-RW
- ※放送番組を記録するにはCPRM対応のディスクが必要です。
- cmDVDディスクへは記録できません。
- ※DVD-RWへのハイビジョン画質での録画およびダビングはできません。
- ※VR方式でのDVD録画はDVD-RAMとDVD-R/DVD-RW/DVD-RDL(片面2層)(CPRM対応含む)で可能です。ディスクへの直接録画は予約録画時のみ可能です。
- cmDVDディスクへは記録できません。また、DVD-RWへのハイビジョン画質での録画およびダビングはできません。
DVD-RWは、書き換えて何度も使えるDVDです。
両機種とも、DVD-RWへのハイビジョン画質での録画やダビングはできず、cmDVDディスクにも記録できないと書かれています。DVD-RWに録るときは画質がハイビジョンより下がるため、画質を保ったまま残したい番組はブルーレイディスクに録ることになるでしょう。
DVD-RWの扱いはどちらの機種も同じ制限を受けるので、この項目で2機種の差は生まれません。
ブルーレイディスク/DVDレコーダー録画機能、仕様 > 放送受信 > チューナー数
- 2 (地D×2・BS/CS×2)
- 2
- (地D×2・BS/CS×2)
チューナー数は、同時にいくつの番組を受信できるかを表します。2つあれば、2つの番組を同時に録画できるわけです。
表記が違うだけで、どちらも地デジ2つ・BS/CS2つの同じ構成です。
ブルーレイディスク/DVDレコーダー再生機能、仕様 > 再生メディア > BD-Video
BD-Videoは、市販やレンタルの映画などのブルーレイソフトのことです。その中には、立体的に見られるBlu-ray 3Dのソフトもあります。
DMR-2W102はBlu-ray 3Dが再生の対象から除かれており、DMR-2W100はBlu-ray 3Dを含めて再生できると書かれています。3Dソフトを持っていない人にとってはこの差は関係ありませんが、手元に3Dソフトがあり、3D対応テレビで見ている人にとっては、新しいDMR-2W102に買い替えるとそれが見られなくなるという点で大きな差になるでしょう。
Blu-ray 3Dのソフトを3Dで見たい人はDMR-2W100を選びます。3Dソフトを使わない人は、この項目を気にせずに選べます。
ブルーレイディスク/DVDレコーダー再生機能、仕様 > 再生メディア > DVD-RAM(DVD-VR規格対応のディスク)
以前のレコーダーでDVD-RAMに録りためた番組を、このレコーダーで再生できるかどうかを示す項目です。
この表では、DVD-RAMの再生はDMR-2W100が「○」、DMR-2W102が「-」です。DMR-2W100では、カートリッジ付きのディスクもカートリッジから取り出せば再生できます。DVD-RAMに録りためた番組がたくさんある家庭では、古いレコーダーを手放したあとも、それを見返せるかどうかがこの項目で変わってくるのです。
DVD-RAMに残した番組を見返したい人はDMR-2W100が合っています。DVD-RAMを持っていない人にとっては、判断に関わらない項目です。
高画質 > マスターグレードビデオコーディング(MGVC)
MGVCは、対応するブルーレイソフトに収められた、通常より細かな色の階調の情報を読み出して再生する仕組みです。MGVC対応のソフトを再生するときにだけ関わる項目です。
この表では、DMR-2W100が「〇」、DMR-2W102が「-」です。MGVC対応のソフトを持っていなければこの差は関係ありませんが、持っている人にとっては、新しいDMR-2W102のほうがこの項目では下回ります。
MGVC対応のブルーレイソフトを持っていて、その仕組みを生かして見たい人はDMR-2W100を選んでみてください。
入出力端子 > USB端子
USB端子は、外付けのハードディスクなどの機器をつなぐための差し込み口です。USB3.0はUSB2.0よりデータを速く送れる規格です。
DMR-2W102はUSB2.0が1つ、DMR-2W100はUSB2.0とUSB3.0が1つずつで、DMR-2W100のほうが1つ多くなっています。2つあれば、2台の機器をつなぎ替えずに差したままにしておけるわけです。新しいDMR-2W102は、端子の数でもUSB3.0の有無でもDMR-2W100を下回ります。
外付けの機器を2台つないでおきたい人や、USB3.0の端子が欲しい人はDMR-2W100が合っています。つなぐ機器が1台だけならDMR-2W102でも足りるでしょう。
入出力端子 > LAN端子/電話回線端子
LAN端子は、ルーターとケーブルで直接つなぐための差し込み口です。ケーブルでつなぐと、電波の届き具合に左右されずにつながります。
この表では、LAN端子はDMR-2W100が「○」(100BASE-TX、10BASE-T)、DMR-2W102が「-」です。電話回線端子はどちらも「-」です。レコーダーを置く場所の近くにルーターがあり、ケーブルでつなぎたい家庭では、この違いが設置のしかたに関わってくるでしょう。
ルーターとケーブルでつなぎたい人はDMR-2W100を選びましょう。
3Dブルーレイディスク対応
3D映像が収録されたブルーレイディスクを、3D映像として再生できるかどうかを示す項目です。3D表示に対応したテレビなどと組み合わせたときに意味を持ちます。
この項目は、DMR-2W100が○、DMR-2W102が-です。手持ちの3Dブルーレイを立体映像で観続けたい人にとっては、この差がそのまま機種選びの分かれ目になるのではないでしょうか。一方で、3Dディスクを持っていない人や3D表示できるテレビを使っていない人にとっては、この差が暮らしに影響する場面はありません。
3Dブルーレイを3Dで楽しみたい人は、○が付いているDMR-2W100を選ぶのが確実です。3D再生を使う予定がない人は、この項目を気にせずほかの項目で比べてみてください。
定格 > 待機時消費電力
- クイックスタート「切」時 電源ランプ消灯時:約0.15W
- ※クイックスタート「切」/節電待機「モード2」(電源ランプ消灯)、地上デジタルアッテネーター:「入」、BS・110度CSデジタルアンテナ電源:「切」、BS・110度CSデジタルアンテナ出力「切」、無線LAN:未接続、外部接続端子〔USB〕:未接続の場合。
- クイックスタート「入」時 電源ランプ点灯時:約4.5W
- ※クイックスタート「入」(標準モード)、電源ランプ点灯、地上デジタルアッテネーター:「入」、BS・110度CSデジタルアンテナ電源:「切」、BS・110度CSデジタルアンテナ出力「切」、無線LAN:未接続、外部接続端子〔USB〕:未接続、HDMI出力解像度:1080iの場合。
- クイックスタート「入」時 電源ランプ消灯時:約3.0W
- ※クイックスタート「入」(省エネモード)、電源ランプ消灯、地上デジタルアッテネーター:「入」、BS・110度CSデジタルアンテナ電源:「切」、BS・110度CSデジタルアンテナ出力「切」、無線LAN:未接続、外部接続端子〔USB〕:未接続の場合。
- クイックスタート「切」時 時刻表示消灯時:約0.15W
- ※クイックスタート「切」/節電待機「モード2」(時計時刻消灯)、地上デジタルアッテネーター:「入」、BS・110度CSデジタルアンテナ電源:「切」、BS・110度CSデジタルアンテナ出力「切」、無線LAN:未接続、外部接続端子〔LAN、USB〕:未接続の場合。
- クイックスタート「入」時 時刻表示点灯時:約4.9W
- ※クイックスタート「入」(標準モード)、時計表示点灯、地上デジタルアッテネーター:「入」、BS・110度CSデジタルアンテナ電源:「切」、BS・110度CSデジタルアンテナ出力「切」、無線LAN:未接続、外部接続端子〔LAN、USB〕:未接続、HDMI出力解像度:1080iの場合。
- クイックスタート「入」時 時刻表示消灯時:約3.3W
- ※クイックスタート「入」(省エネモード)、時計表示消灯、地上デジタルアッテネーター:「入」、BS・110度CSデジタルアンテナ電源:「切」、BS・110度CSデジタルアンテナ出力「切」、無線LAN:未接続、外部接続端子〔LAN、USB〕:未接続の場合。
電源を切って待機しているときに使う電力で、クイックスタートを「切」にした状態の値が示されています。レコーダーは電源を切っている時間が長いため、待機中の電力は毎日少しずつ積み重なるものです。
表記が違うだけで、どちらも約0.15Wと値は同じです。
新しいDMR-2W102は、扱えるディスクの種類が減っています
いちばん大きな違いはDVD-RAMへの対応です。DMR-2W100はDVD-RAMへの録画も再生もできますが、DMR-2W102はどちらにも対応していません。
昔のレコーダーでDVD-RAMに残した番組がある家庭では、DMR-2W102に替えるとそのディスクを再生できなくなります。
ブルーレイソフトの再生でも差があります。DMR-2W100は3Dブルーレイを再生できますが、DMR-2W102は3Dブルーレイを再生できません。
3Dのソフトを集めてきた人にとっては、新しいモデルの方が見られるソフトが少なくなるわけです。
一方で、BD-REとBD-Rの対応バージョンの表記は、DMR-2W102の方が新しくなっています。BD-REはDMR-2W102がver3.1、DMR-2W100がver3.0準拠で、BD-RはDMR-2W102がVer1.4まで、DMR-2W100がVer1.3までと書かれています。
ただ、層の数や容量(BD-REは25GB~100GB、BD-Rは25GB~128GB)は2機種で同じなので、使えるブルーレイディスクの大きさが変わるわけではありません。
端子はDMR-2W100の方が多く残っています
USB端子は、DMR-2W102が1つ、DMR-2W100が2つです。DMR-2W100の2つのうち1つはUSB3.0で、DMR-2W102はUSB2.0しかありません。
USB機器を2台つないだまま使いたい人は、DMR-2W102だと差し替えが必要になるでしょう。
有線LAN端子もDMR-2W100にしかありません。DMR-2W100は100BASE-TX/10BASE-Tの有線LANでネットワークにつなげますが、DMR-2W102はケーブルでルーターにつなぐことができません。
MGVCに対応したソフトを再生できるのはDMR-2W100だけです
マスターグレードビデオコーディング(MGVC)は、DMR-2W100が対応し、DMR-2W102は対応していません。MGVCで作られたブルーレイソフトを持っている人が、その画質を目当てにパナソニックのレコーダーを選んできたのなら、新しいDMR-2W102ではその再生ができなくなるのです。
MGVCのソフトを持っていない人や、市販のソフトより録画番組を見ることが中心の人には、この差は関係ありません。再生するソフトの種類によって、影響の大きさがはっきり分かれる項目といえます。
消費電力と重さは、DMR-2W102がわずかに小さくなっています
動作中の消費電力はDMR-2W102が17W、DMR-2W100が18Wで、年間消費電力量はDMR-2W102が17.4kWh/年、DMR-2W100が18.0kWh/年です。1年で0.6kWhの差なので、電気代への影響はごく小さなものといえます。
待機時の消費電力にも差があります。クイックスタートを「入」にした標準モードでは、DMR-2W102が約4.5W、DMR-2W100が約4.9Wで、0.4Wの差があります。
省エネモードではDMR-2W102が約3.0W、DMR-2W100が約3.3Wです。クイックスタートを「切」にした場合は、2機種とも約0.15Wで同じです。
すぐに起動させたくてクイックスタートを常に入れておく人ほど、新モデルの方がわずかに有利になるでしょう。
質量はDMR-2W102が1.7kg、DMR-2W100が1.8kgです。0.1kgの差は、テレビ台に置いて使うレコーダーでは気にするほどのものではないでしょう。
チューナー構成など録画の基本部分は変わっていません
チューナーは2機種とも地デジ2つとBS/CS2つの構成で、2番組を同時に録画できる点は同じです。公式スペック表の45項目は2機種で完全に一致しており、テレビ番組を録って見るという基本的な使い方では違いがありません。
そのため、どちらを選ぶかは、DVD-RAM、3Dブルーレイ、MGVC、有線LAN、2つ目のUSBのどれかを使うかどうかで決まります。どれも使わない人にとっては、2機種の差は消費電力と重さのわずかな違いだけになるでしょう。
まとめ
2023年発売のDMR-2W102は、2020年発売のDMR-2W100から機能が削られた新モデルです。DVD-RAM、3Dブルーレイ、MGVC、有線LAN端子、USB3.0端子はDMR-2W100にしかありません。
DMR-2W102が上回るのは、消費電力と重さがわずかに小さい点だけです。
上位機と下位機、どちらを買うか
パナソニックDMR-2W102 が向く人
DMR-2W102は、DVD-RAMや3Dブルーレイ、MGVCのソフトを持っておらず、有線LANやUSB機器を2台つなぐ使い方もしない人に向いています。録画の基本部分はDMR-2W100と同じで、消費電力と待機電力がわずかに小さい分、新しいモデルを選ぶ意味があるといえます。
パナソニックDMR-2W100 が向く人
DMR-2W100は、DVD-RAMに残した録画や3Dブルーレイ、MGVCのソフトを今後も再生したい人に向いています。有線LANでレコーダーをつないでいる人や、USB機器を2台つないでおきたい人にとっても、これらの端子が残っているDMR-2W100の方が使い方を変えずに済むはずです。



