パナソニック アイロン・衣類スチーマー、違いは5項目だけでも上位が買い?|NI-WL708とNI-WL706【2026年9月】
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今回比較するのはこちらの2機種
パナソニックカルル 2023年モデル(NI-WL708)
- 発売2023年10月
パナソニックカルル 2021年モデル(NI-WL706)
- 発売2021年9月
NI-WL706は、かけ面にミラーマジ軽素材を使ったWヘッドベースを採用したアイロンです。スチームは最大約13g/分で、最長約180秒にわたって出し続けることができます。
しめらせた布地にかけるマイクロスプレーのほか、しわの気になる部分に集中して蒸気をあてるハイパワーショットや、ハンガーにかけたままの衣類に使えるハンガーショットを備えていて、衣類の状態に応じて使い分けられるようになっているのです。
独自の機能
- ハイパワーショットしわが気になる部分に、通常より強い蒸気を集中してあてることができます。
- ハンガーショットハンガーにかけたままの衣類に蒸気をあてることができます。
- マイクロスプレー細かい霧状の水を衣類にかけることができます。
- カセット式給水タンクをカセットのように取り外して注水できます。
前モデル(NI-WL705・2019年発売)からの変更点
使いやすさの項目を見ると、前モデルのNI-WL705にあった「うっかりストッパー」が、NI-WL706では「自動ヒーターオフ」という項目に置き換わっています。安全にかかわる機能の名称と内容が変わっている点は、前モデルからの買い替えを考える人にとって確認しておきたい違いではないでしょうか。
項目ごとの比較
機能 > スチーム量2g差
スペック > 外形寸法 > アイロン本体
幅と高さは2機種とも同じで、違いは長さだけです。NI-WL708のほうが0.4cm長いものの、収納ケースや棚に置くときに差が出るほどの違いではありません。
本体の大きさはほぼ同じなので、この項目はどちらを選ぶかの決め手にはならないでしょう。
機能 > ショット
- ハイパワースチーム
- 全面ハイパワースチーム
ボタンを押したときに、ふだんより強い蒸気を一気に噴き出す機能です。頑固なシワや、プリーツの折り目をしっかり付けたい場面で使います。
NI-WL708はハイパワースチーム、NI-WL706は全面ハイパワースチームという名前で示されています。どちらも強い蒸気を短時間に当てるための機能で、頑固なシワに対応するという役割は共通しているといえます。
2機種とも強いショットを使えるので、この項目で選ぶ機種が変わることはなさそうです。
かけ面 > 材質
衣類に当たる面の素材や加工のことで、生地の上での滑りやすさや、汚れの付きにくさに関わります。
2機種とも、かけ面にはミラーマジ軽という名前が付いています。NI-WL708については、ステンレスにニッケルコートを施した面であることも示されています。
どちらも同じミラーマジ軽のかけ面なので、この項目を理由にどちらかを選ぶ必要はないでしょう。
使いやすさ
- 大型ショット/スプレーボタン
ショットやスプレーのボタンを押しやすいかどうかは、アイロンがけの途中で何度も操作するときの手の負担に関わりますよね。
NI-WL706では、この項目に大型のショットボタンとスプレーボタンが挙げられています。ボタンが大きいと、アイロンを動かしながらでも指の位置を探さずに押せます。
この項目は2機種の優劣を決める材料にはなりません。どちらにするかは、スチーム量と本体の長さの違いで判断してみてください。
スチームの量はNI-WL708の方が多く出ます
2機種でいちばん大きく違うのはスチームの量です。最大の量はNI-WL708が約15g/分、NI-WL706が約13g/分で、上位のNI-WL708の方が2g多くなります。
蒸気の量はシワを伸ばす力に直結するので、この差がいちばんはっきりした選ぶ理由になるでしょう。
平均の量も同じ傾向です。NI-WL708は平均13g/分で、NI-WL706は11~13g/分と示されています。
NI-WL706が出せる幅の上の値が、NI-WL708ではふだんの平均になっているので、かけている間ずっと、NI-WL708の方が蒸気を多めに当てられると考えてよさそうです。
この差が効くのは、ジャケットやコート、厚手の綿のシャツのように、蒸気を奥まで通したい衣類が多い家庭です。反対に、薄手のブラウスやハンカチが中心なら、NI-WL706の量でも困る場面は多くないはずです。
かけ面はどちらもミラーマジ軽です
かけ面の材質は、NI-WL708がステンレス×ニッケルコート(ミラーマジ軽)、NI-WL706がミラーマジ軽です。どちらも同じ「ミラーマジ軽」という名前を持つかけ面ですね。
そのため、かけ面は2機種の優劣を決める項目として見る必要はありません。すべりの良さや仕上がりを理由にどちらかを選ぶよりも、上で書いたスチームの量の差で判断する方が、選び方としてはっきりするのではないでしょうか。
本体はNI-WL708の方が0.4cm長くなります
アイロン本体の外形寸法は、NI-WL708が約 幅11×高さ13×長さ23cm、NI-WL706が約 幅11×高さ13×長さ22.6cmです。幅と高さは同じで、長さだけNI-WL708の方が0.4cm長くなっています。
上位モデルの方が少し大きいという点は、NI-WL708の数少ない弱みといえます。ただし、差は長さの0.4cmだけなので、収納ケースや棚に置けるかどうかが変わるほどの違いではありません。
置き場所がぎりぎりに決まっている場合にだけ、気にしておきましょう。
ほかの14項目は2機種で同じです
公式スペック表の項目のうち、14項目は2機種で完全に同じです。つまり、基本的な使い方やつくりは共通していて、違いはここまでに書いたわずかな点に限られます。
そう考えると、2機種の選び方はシンプルになるはずです。スチームの量が2g多いことに価値を感じるならNI-WL708を選び、その差を必要としないならNI-WL706で十分でしょう。
本体の長さの差はごくわずかなので、判断の中心はスチームの量に置いてよいといえます。
まとめ
スチームの量を重視するなら、上位のNI-WL708を選ぶ理由があります。最大スチーム量はNI-WL708が約15g/分、NI-WL706が約13g/分で、2gの差があります。
一方で、本体の長さはNI-WL708の方が0.4cm長くなり、公式スペック表の14項目は2機種で同じです。
上位機と下位機、どちらを買うか
パナソニックNI-WL708 が向く人
NI-WL708が向いているのは、厚手の衣類や深いシワにしっかり蒸気を当てたい人でしょう。最大スチーム量が約15g/分で、NI-WL706より2g多く、平均でも13g/分が出るため、1回で仕上げたい場面で蒸気の多さが役に立ちます。
本体は0.4cm長くなりますが、その差より蒸気の量を優先したい人に合っているといえます。
パナソニックNI-WL706 が向く人
NI-WL706が向いているのは、薄手のシャツやブラウスなど、それほど強い蒸気がいらない衣類が中心の人ではないでしょうか。最大スチーム量は約13g/分で、スペック表の14項目はNI-WL708と同じなので、基本的なつくりは上位モデルと変わりません。
本体もNI-WL708より0.4cm短く、スチームの量の差を必要としないなら、こちらで十分に使えるはずです。



